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一般財団法人日本熊森協会(にほんくまもりきょうかい)は、奥山の生態系保全を目的とする自然保護団体である。本部は兵庫県西宮市分銅町に所在する。英文名称は"Japan Bear & Forest Society"(JBFS)である。自らを完全民間〔公的な資金(政府や行政からの支出、補助金、交付金)を得ないで活動している団体と説明している。〕の実践自然保護団体と称している。クマの保護団体ではない〔 兵庫県弁護士会長と森山会長の対談記事「滝本雅彦のさわやか対談」はこちらのサイトで閲覧可能〕。 活動内容から自らの主張とは異なり動物愛護団体と見なされることもある〔この記事では「動物愛護団体「日本熊森協会」(兵庫県西宮市)」と紹介されている。〕。 == 歴史 == * 1992年 兵庫県尼崎市立武庫東中学校の生徒がツキノワグマの保護を訴えるために始めた自然保護団体が前身。 * 1994年 兵庫県知事貝原俊民(当時)に直訴、今上天皇・皇后に手紙を書く。5月に羽田内閣の環境庁長官浜四津敏子が兵庫県ツキノワグマ狩猟禁止を発表する〔。 * 1997年 武庫東中の理科教師であった森山まり子(大阪教育大学出身〔)が元教え子とともに日本熊森協会を設立〔。 * 2000年 特殊法人環境事業団(現・独立行政法人環境再生保全機構)による地球環境基金から助成を受ける。 * 2002年 兵庫県西宮市に事務所を設置〔。 * 2004年 クマの出没が社会問題となり、熊森協会の「どんぐり運び」が注目を集める。この頃の会員は3600人〔 兵庫県弁護士会長と森山会長の対談記事「滝本雅彦のさわやか対談」はこちらのサイトで閲覧可能〕。 *2006年3月 熊森協会が行っていたトラスト活動を法人化するため、特定非営利活動法人奥山保全トラストを設立。 * 2007年10月 会員数が10,000に達する。 * 2008年3月 会員数が15,000に達する。 * 2008年3月 社団法人倫理研究所・地球倫理推進賞(国内部門)を受賞、同時に渡海紀三朗文部科学大臣から文部科学大臣奨励賞が授与された。 * 2008年10月 会員数が20,000に達する。 * 2010年2月 日本奥山保全・復元学会(学会長・森山まり子)を設立。 * 2010年3月 民主党農林水産議員政策研究会で森山会長が基調講演を行う。 * 2010年7月 会員数が25,000に達する。 * 2010年11月 夏以降の熊森協会による働きかけを受けて超党派の国会議員による奥山水源の森 保全・再生議員連盟(会長・前田武志民主党参議院議員)が設立される。設立総会には「自然保護団体の代表」として日本熊森協会会長が招かれた。 * 2010年12月 一般財団法人として法人格取得〔登記記録(会社法人等番号 1412-05-001405)よると法人成立年月日は平成22年(2010年)12月28日。設立当初の役員構成は評議員3名、理事4名、監事2名の計9名。〕 *2011年5月 祝・一般財団法人化として第14回くまもり全国総会が実施される。企画推進局長より今までの任意団体から財産及び活動を引継ぎ、8月1日から本格的に一般財団法人として活動を始めると発表があった〔くまもり通信(2011年 No2(通算68号)平成23年(2011年)6月30日発行〕。 *2011年7月 会員数が27,200に達する〔 2011年6月にはCBCラジオの番組で会員約30,000人と紹介されたこともある。同番組は9月にも再放送された。〕。 *2011年10月 北海道初緊急くまもり集会(札幌)「第1回 ヒグマを守るつどい」が実施された〔参加者について20名から30名と紹介する媒体により変動がある。北海道内に熊森協会支部は設置されていない。〕。講演者の門崎允昭(熊森協会顧問北海道野生動物研究所所長)は質疑応答にてヒグマにドングリ運びは不要と明言した。 *2011年10月 会員数が23,000となる。一般財団法人化のため会員資格を変更したことに伴う減少〔2011年10月30日 札幌市厚別南会館で実施された「ヒグマを守るつどいin札幌」における森山会長の発言から。〕。 *2012年2月 日本奥山保全・復元学会(学会長・森山まり子)について2011年に閉会されていたことが学会公式サイトにおいてのみ告知された〔約2年間の活動期間中、研究成果の発表は行われなかった。〕。 *2012年2月 協会公式サイトのリンクページから日本奥山保全・復元学会のリンクが削除され、奥山水源の森 保全・再生議員連盟も同様にリンクが削除された。 *2012年6月 秋田八幡平クマ牧場に対するクマ基金の設立表明及び寄付の呼びかけ開始。 *2012年6月 岐阜支部岐阜地区の「炭まきによる森林回復事業」が岐阜県の「清流の国ぎふ森林・環境税」を活用した提案事業に採択され補助金が交付されることになった。 *2012年6月 八幡平クマ牧場クマ終生保護飼育を願うオール日本救命委員会(日本熊森協会内)として、秋田県知事、鹿角市長へのクマ救命の嘆願署名を呼びかける。 *2012年7月 クマ(ヒグマ)の目撃が相次ぐ札幌市へ、森山会長と門崎顧問(北海道野生動物研究所所長)が捕獲ではなく電気柵を設置するなど住み分けに力をいれるようにと提言書を手渡した。その後の記者会見で「ヒグマの食性は植物食中心」、「ヒグマは人を襲わない」とヒグマの習性や北海道に生息しているエゾヒグマの習性に対する一般的な認識と異なる主張した〔北海道野生動物研究所の公表している提言書の内容と記者会見の記事との内容が異なる。〕。 *2012年8月 八幡平クマ牧場クマ終生保護飼育を願うオール日本救命委員会のwebサイトを開設する。基金の目標はサンクチュアリ設置に必要となる1億円。9月13日現在、寄付額は1,055万円となっている〔既に寄付の一部は使用されている。〕。 *2012年8月 奥山の実態を調査する日本奥山学会を研究者ら15名の賛同が得られたことから設立した。8月26日には協会顧問の西川節行の指導により第1回研究発表会が開催された。研究者3名及び熊森協会スタッフ3名から発表があった。 *2013年1月 日本奥山学会の公式サイトが公開された〔なお、URLはかつて存在した日本奥山保全・復元学会のものと同一である。〕。会長の設立挨拶、設立趣意書〔趣意書には奥山保全・再生・復元をテーマにした学会として活動すること、日本学術会議協力学術研究団体への登録を目指すことなどが記されている。〕、学会員・論文の募集などが公表されている。 *2013年1月 会員数は20,000人となる。 *2013年4月 2010年11月に結成され2年半活動を行った埼玉県支部が解散した。 *2013年8月 環境省主催の「狩猟の魅力まるわかりフォーラム」栃木県(会場:宇都宮大学)において、会場近くで開催に反対する抗議活動を行った。 *2013年8月 日本熊森協会が事務局をつとめる「びわこ水源の森・巨木トラスト基金」が約1月半で目標額960万円を上回る募金を達成する。 *2013年10月 民事裁判(平成23年(わ)第821号所有権確認等請求事件)の合意に基づき、びわこ水源の森・巨木トラスト基金を財源として伐採業者から巨木を買い取り日本熊森協会がトチノキなどの所有権を譲り受けた。伐採業者は合意書を締結した同日付けで訴訟を取り下げた。 *2014年3月 公益財団法人化する前提で、一般財団法人 奥山保全トラストを設立する。兵庫県戸倉トラスト地が特定非営利活動法人奥山保全トラストから移管された。 *2014年8月 大阪府庁に対する大阪府豊能郡豊能町で錯誤捕獲されたクマへの要望の際、従前と異なり自らを「日本で最大のクマ保護団体」であると主張する。 *2014年10月 大阪府豊能郡豊能町で錯誤捕獲されたクマを引き取り、大阪府内に新たな施設を設けて飼育することになった。日本熊森協会が野生のクマを終生飼養のために引き取ること、そのための施設を設けることは初のこととなる。 *2014年11月 熊森協会公式サイトにおいて、大阪府豊能郡豊能町で錯誤捕獲されたクマを保護飼育するための獣舎建設資金を集めるため、募金の呼びかけを始めた。 *2015年2月 一般財団法人奥山保全トラストが公益財団法人に移行する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本熊森協会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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