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粘土瓦(ねんどがわら)は、屋根葺き材料の1つ。粘土を混練、成形、焼成した屋根材の総称。単に瓦と示す場合、たいていは粘土瓦のことを指す。 ==概要== JISの製法区分では釉薬瓦(陶器瓦)、いぶし瓦、無釉瓦に分けられ、釉薬瓦には塩焼瓦(しおやきがわら)を含むと定められている。 日本書紀には崇峻天皇元年(588年)に百済から4人の瓦博士が渡来したと記されている。瓦博士が造瓦術を伝えたのは飛鳥寺だが、後の、平城京遷都の際、元興寺に瓦などが移築、再使用されている。飛鳥寺は鎌倉時代にすべての堂塔が失われたといわれているが、瓦博士の指導により作られた日本最古の粘土瓦が、いまでも奈良元興寺の極楽坊本堂・禅室に葺かれている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「粘土瓦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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