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日本の経済史(にほんのけいざいし)では、日本の経済活動の歴史について説明する。 == 古代日本 == === 最初の貨幣経済 === 古代の日本には無文銀銭や富本銭といった貨幣が存在していたが、いずれも実用性を持ったものだったかは議論されている。日本においてある程度広範囲に流通した最古の鋳造貨幣は708年(和銅元年)に鋳造された和同開珎である。以降、963年(応和3年)に鋳造された乾元大宝に至るまで、皇朝十二銭と呼ばれる12種類の銅貨が発行された。このほかに銀貨の開基勝宝や銀貨の太平元宝なども作られたが、広く流通したものではなかったようである。 当時の日本社会はまだ自給自足経済の水準から脱しておらず、貨幣の素材そのものに価値がある物品貨幣が用いられていた。当時の日本の物品貨幣としては米、真綿、布などがある〔 *三上隆三 『貨幣の誕生 - 皇朝銭の博物誌』 朝日新聞社〈朝日選書〉、1998年。〕。皇朝十二銭は畿内とその周辺国以外にはあまり普及しなかったようである。やがて原材料の銅の不足や朝廷の弱体化もあり、改鋳を重ねるごとに銅銭の品質は劣化してゆき、信頼は失われていった。米の購買力を基準として計算すると、8世紀初めから9世紀中ごろまでに貨幣価値は150分の1まで低下したとされる〔伊藤・カーギル・ハッチソン(2002)上巻 pp.14〕。また、私的に偽造された私鋳銭も広く出回った。朝廷による貨幣の発行は963年(応和3年)が最後である。11世紀には銅貨よりも物品貨幣が使用されることが多くなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本の経済史」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Economic history of Japan 」があります。 スポンサード リンク
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