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公益財団法人日本美術刀剣保存協会(にっぽんびじゅつとうけんほぞんきょうかい、英語名:The Society for Preservation of Japanese Art Swords)は、東京都渋谷区に本部を置く日本の公益財団法人である。 == 概要 == 日本刀には美術品、工芸品としての価値があるが、明治維新にともなう廃刀令以降、海外への散逸が懸念されるようになった。さらに、太平洋戦争終結後、連合国軍最高司令官総司令部は日本刀没収を実施したため、これを恐れる持ち主の中には日本刀を破棄するものが続出する事態となった。このような事態に危機感を持った有志により、1948年2月24日、日本刀を後世に伝える目的で財団が設立された。当初は東京都台東区の東京国立博物館に事務局を置いていたが、後に東京都渋谷区代々木に移転した。昭和40年代には、会員から募った資金を元に、保護した刀剣類を公開するための施設「刀剣博物館」を設置した。さらに、昭和50年代に入ると、年々手に入りにくくなる作刀材料確保のため、島根県奥出雲町に「日刀保たたら事業所」を操業し、日本刀の原料となる「和鋼・玉鋼」を生産している。 近年は後述される不祥事が相次いだことから、一部が分裂して日本刀文化振興協会を設立するに至った。その後の改革もあったが、当協会が日本刀業界を代表する団体であるのは間違いない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本美術刀剣保存協会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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