翻訳と辞書
Words near each other
・ 日本語のハングル表記
・ 日本語のロック
・ 日本語のローマ字表記
・ 日本語の一人称代名詞
・ 日本語の世界
・ 日本語の世界16 国語改革を批判する
・ 日本語の乱れ
・ 日本語の二人称代名詞
・ 日本語の文語
・ 日本語の方言
日本語の方言のアクセント
・ 日本語の方言の概観
・ 日本語の方言の比較表
・ 日本語の方言リスト
・ 日本語の歴史
・ 日本語の系統
・ 日本語の表記体系
・ 日本語の親族呼称の一覧
・ 日本語の誤用
・ 日本語の起源


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

日本語の方言のアクセント : ミニ英和和英辞書
日本語の方言のアクセント[にほんごのほうげんのあくせんと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
日本語 : [にほんご]
 【名詞】 1. Japanese language 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [ほう]
  1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way 
方言 : [ほうげん]
 【名詞】 1. dialect 
: [げん]
 【名詞】 1. word 2. remark 3. statement 

日本語の方言のアクセント : ウィキペディア日本語版
日本語の方言のアクセント[にほんごのほうげんのあくせんと]
日本語の方言のアクセント(にほんごのほうげんのアクセント)では、日本語アクセントの地域による違いや分布、またアクセントの歴史について記述する。
== 概要 ==
日本語の方言は、多くが高低アクセントを持っており、英語のような強弱アクセントではない。ただし、一部の方言はアクセントがなく、無アクセントとされる。有アクセントの方言のうち多くの方言では、音の下がり目がどこにあるかが区別される。例えば東京方言で「雨が」は「めが」と発音され「あ」の後に下がり目がある(高く発音する部分を太字で表す。以下同じ)。「足が」は「あが」と発音され「し」の後に下がり目があり、「風が」は「かぜが」と発音され下がり目がない。下がり目の直前の拍を下げ核(アクセント核)と言い、で表す。東京方言の「雨」は○型を持ち、「足」は○型で、「風」は○○型(下げ核がない)である。上がり目は単語固有のアクセントではなく、たとえば「このかぜが」「このあしが」のように移動することがあり得る。
日本語のアクセントは地方によって異なっているが、無秩序に異なっているのではなく、規則的な対応関係がある。たとえば「風が」「鳥が」「牛が」を東京で「低高高」と発音し、京都で「高高高」と発音する。「足が」「犬が」「月が」を東京で「低高低」、京都で「高低低」と発音する。「雨が」「秋が」「声が」を東京で「高低低」、京都で「低高低」と発音する。このような規則的な対応関係は、東京と京都だけでなく全国の方言間にあり、このことは、全国の方言アクセントが一つの祖アクセント体系から分かれ出たことを意味する。そして、文献資料や現代方言の比較から、記録に残る平安時代の京都アクセントが祖アクセントに最も近い体系を有していたと考えられている。祖体系に見られるアクセントの型区別に従い単語を分類した各グループを(語類)と呼ぶ。2拍名詞には1類から5類までの5つの類があり、前述の「風・鳥・牛」は1類、「足・犬・月」は3類、「雨・秋・声」は5類である。現代諸方言のアクセントは、平安期京都アクセントに近いものが様々な変化をしてできたものと考えられ、各地とも変化の過程ではいくつかの類が統合して同じ型になっている。現代諸方言のアクセントは、各類がその地でどのような組み合わせで統合しているか、また各類がどういう型になっているかによって比較することができる。
全国のアクセントの分布は右の図のようになっている。比較的広範囲で話されているものに、東京式アクセント(乙種アクセント)、京阪式アクセント(甲種アクセント)、二型式アクセント(西南九州式アクセント)があり、またそれぞれの変種アクセントや中間アクセントがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日本語の方言のアクセント」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.