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日本語字幕 : ミニ英和和英辞書
日本語字幕[にほんごじまく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
日本語 : [にほんご]
 【名詞】 1. Japanese language 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 
: [じ, あざな]
 【名詞】 1. character 2. hand-writing 
字幕 : [じまく]
 【名詞】 1. title 2. subtitle 
: [とばり, まく]
 【名詞】 1. curtain 2. bunting 3. act (in play) 

日本語字幕 : ウィキペディア日本語版
日本語字幕[にほんごじまく]

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日本語字幕(にほんごじまく)は、映画テレビ番組等の音声文字に付される、日本語の文字を使った翻訳解説法。
ときには日本国内でも強い方言古典芸能独立行政法人日本芸術文化振興会 理事長よりのご挨拶 Adobe Flash使用動画、茂木賢三郎日本芸術文化振興会、2012年2月閲覧)〕の音声には字幕が表示されることがある。
バラエティー番組などで、文字にしたほうが面白い台詞、喧噪の中で聞き取りづらかった台詞を補足するため、あるいは笑いどころを強調するために入るテロップも、日本語字幕の一種と言える場合がある。
外国語音声の劇場用映画の場合、通常は台詞1秒に対して4文字以内、なお、字幕では簡潔さがモットーとされるため、逐語訳にこだわることなく意訳を積極的に取り入れる必要があり、必ずしも原語の台詞に忠実な翻訳がなされないこともある。
== 日本および世界各国での字幕の位置づけ ==

日本では海外の映画を劇場公開する場合、日本語の字幕つきで上映されるものが多い。一方、アメリカドイツフランススペインなど吹き替えでの上映の割合が日本よりも多い国もある〔戸田奈津子『字幕の中に人生』(白水社1994年)は「世界の国々で外国映画を上映する場合には、ほとんどが吹き替えで、字幕が主流をしめているのは日本だけである」という。〕。吹き替えが当然という国の俳優が来日した際、自分の出演している映画の字幕上映に接すると、自らの生の声が他人の声に置き換えられてしまわずにそのまま観客に伝えられていることを知って、喜ぶケースが多々あるという。
アメリカで字幕映画はヒットしないといわれたが、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』はネイティブ・アメリカンの翻訳字幕があったにもかかわらずヒットした。外国映画は字幕つきにせず、英語の映画としてリメイクされることも多い(日本映画のリメイクとしては『荒野の七人』『暴行』『ザ・リング』『THE JUON 呪怨』など)。
日本人が特に劇場公開作品で字幕を好む理由として、日本に於ける外国語映画(主にゴールデンタイムのもの)・ドラマのテレビ放送では吹替えがこともあって、「吹き替えはテレビ的である」と感じる人が多い点を指摘する声がある。もっとも近年では、「神戸新聞」の記事〔外国映画の吹き替え版増加 観客動員に追い風 (2004.02 神戸新聞)〕にも書かれているように、着実に吹き替えの需要が高まっている。それは2000年以降から場面の展開が早い、つまりカット数の多い映画作品が増えていったことが理由とされている。
上に挙げた国以外の海外では(例:スウェーデンデンマークノルウェーオランダポルトガルギリシャ等)、市場規模などから吹き替えでは採算が取れないこともあり、その国で広く使用される言語による字幕で放送・公開されるのが主流である。また中国では広東語映画に北京語字幕がつけられたり、インドイスラエルフィンランドベルギーヨルダンなどの多言語国家では、二言語以上の字幕がつけられることも多い。
一般に、外国語で発せられる台詞を母国語に正確に翻訳した上で文字に起こそうとすると文章が長くなりがちであるが、日本の字幕翻訳の場合は制限文字数が定められており、1秒あたり或いは1行あたりにつき画面に出せる文字数は限られている。そのため「翻訳とは直訳であるべき」という立場から評価するならば、意訳を多用する字幕の翻訳精度には難があると言わざるを得ない。
それに対して吹き替えを好む人の多くは、やはり、文字数の制約が厳しい字幕スーパーでは吹き替えよりも情報量が少なくなってしまいストーリーが理解し難い、字幕スーパーでは字幕を読んでいると画面に集中出来ない、字幕に書かれた漢字を読むことができない、字幕の表示スピードについていけない、そもそも字幕を読むのが面倒、といった意見を持っていることが多い。
ただし、字幕に限らず、異なる言語を別の言語で完全に表現することはそもそも不可能なことである。訳文が如何に原語の台詞の大意を掴んでいるかという点では、直訳より意訳のほうが相応しい場合もある。また、一定の制約が課せられるという点は吹き替え翻訳に於いても同様であり、字幕か吹き替えかで翻訳の優劣を単純に判断することはできない。
現在、字幕訳への批判は、週刊誌やインターネットなどの翻訳とは何か、正確性とは何かといった根本的な問題まで掘り下げた議論は今後の学者の手にかかっている。
表示される字幕のことを「字幕スーパー」「スーパー字幕」と言ったりするのは、「スーパーインポーズ」のことである。写真の多重焼き付け技術のことで、映像作品においては、画面に重ねて表示される形の字幕を言う。この方式が主流になる以前(無声映画の時代)には、画面が一旦ブラックアウトして字幕のみが表示される「中間字幕」形式があり、それに対して「スーパー字幕」という呼び方をしたのがこの呼称の発祥である。現代の映画界においては、字幕といえばスーパー字幕のことを指すのがほとんどだが、まれにレトロ感を出す演出として中間字幕が使用されることがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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