|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 日 : [にち, ひ] 1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day ・ 日本 : [にっぽん, にほん] 【名詞】 1. Japan ・ 本 : [ほん, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 趣 : [おもむき] 【名詞】 1. (1) meaning 2. tenor 3. gist 4. (2) effect 5. influence 6. (3) appearance 7. aspect 8. (4) taste 9. (5) grace 10. charm 1 1. refinement 1 ・ 趣味 : [しゅみ] 【名詞】 1. hobby 2. tastes 3. preference ・ 味 : [あじ] 1. (adj-na,n) flavor 2. flavour 3. taste
ジャポニスム()、あるいはジャポニズム()とは、ヨーロッパで見られた日本趣味のこと。フランスを中心としたヨーロッパでの潮流であったため、ここではフランス語読みである「ジャポニスム」に表記を統一する。 19世紀中頃の万国博覧会(国際博覧会)へ出品などをきっかけに、日本美術(浮世絵、琳派、工芸品など)が注目され、西洋の作家たちに大きな影響を与えた。1870年には、フランス美術界においてジャポニスムの影響はすでに顕著であり〔Japan. 1. Literature, visual arts & linguistics" by Adriana Boscaro,Franco Gatti,Massimo Raveri p141 〕、1876年には"japonisme"という単語がフランスの辞書に登場した〔〕。 == 概要 == ジャポニスムは画家を初めとして、作家たちにも多大な影響を与えた。たとえばゴッホによる『名所江戸百景』の模写やクロード・モネの着物を着た少女が非常に有名であり、ドガを初めとした画家の色彩感覚にも影響を与えた。 ジャポニスムは、たんなる一時的な流行に終わらなかった。14世紀以降、西欧では何度か大きな変革が起きた。西洋近代を告げるルネサンスにおいて自然回帰運動が起き、写実性を求める動きが次第に強まり、19世紀中頃にクールベらによって名実ともに写実主義が定着した。19世紀後半からは写実主義が衰え、印象主義を経てモダニズムに至る変革が起きた。この大きな変革の段階で決定的に作用を及ぼしたのがジャポニスムであったと考えられている。ジャポニスムは流行にとどまらず、それ以降1世紀近く続いた世界的な芸術運動の発端となったのである。 なお、ルイ・ヴィトンのダミエキャンバスやモノグラム・キャンバスも当時のゴシック趣味、アール・ヌーヴォーの影響のほか、市松模様や家紋の影響もかかわっているとされる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ジャポニスム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japonism 」があります。 スポンサード リンク
|