|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 日 : [にち, ひ] 1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day ・ 日照 : [にっしょう] 【名詞】 1. sunlight ・ 日照り : [ひでり] 【名詞】 1. dry weather 2. drought ・ 照り : [てり] 【名詞】 1. sunshine 2. dry weather 3. luster 4. lustre ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god
魃(ばつ、ひでりがみ)は、中国神話に登場する旱魃の神である。 特定の神の名ではなく、各地の山川に旱魃を起こす神がおり、それぞれにより姿も性質も異なる〔伊藤清司 著、慶應義塾大学古代中国研究会 編『中国の神獣・悪鬼たち 山海経の世界 増補改訂版』東方書店東方選書 2013年(初版 1986年) p.46〕。 == 女神としての「魃」 == 女神の「魃」は、『山海経』の「大荒北経」に記述がある。もとの名は妭(ばつ)。黄帝の娘である。 黄帝が蚩尤と戦った際、蚩尤陣営の風雨を司る雨師と風伯に対抗して、体内に大量の熱を蓄えている娘の魃を呼び寄せて対抗した。魃が雨を止めることで無事勝利を掴んだ黄帝であったが、魃は力を使いすぎて天へ帰れなくなっていた。 魃の力はそこにいるだけで周囲に旱魃をもたらす。彼女を処刑することもできないため、やむなく黄帝は彼女を赤水河の北方の係昆山へ幽閉した。しかし魃は時折中原へやってきて旱魃を起こすので、人々は「神よ、北へ帰りたまえ」と言って魃を帰すのだという〔〔。 一説によれば、本来の名の「妭」は美女の意味だが、人間に害をなすようになってからは、邪悪の意味をこめて部首の女を鬼に変えられて「魃」の名が用いられ、これが「旱魃」の語源になったともいう。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「魃」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|