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あずまボウル(A-ZUMA BOWL)とは、関東大学アメリカンフットボール選手権のことである。関東大学選手権として第40回を迎えた2011年より現在の名称となった。関東学生リーグ1部AブロックとBブロックの優勝校が対戦する。勝者は全日本大学アメリカンフットボール選手権に出場し、パインボウルの勝者と甲子園ボウルの東日本代表の座を争う。 == 歴史 == 関東大学選手権は1970年度に関東学生リーグが1部2部制から5つの並列リーグに再編成されたことに伴い創設された。 ;年度別の関東大学選手権運営方式早見表〔「あずまボウル」の位置付け 〕 第1回(1970年)と第2回(1971年)は5校の優勝校によるトーナメント戦、第3回(1972年)から第8回(1979年)は並列リーグの上位校8校によるトーナメント戦、第9回(1978年)から第11回(1980年)はそのうちの1校と他地区の1校による予選を加えた方式で行われた。第11回(1980年)には日産自動車がスポンサーにつき小型自動車の名前をとった「パルサーボウル」という名称がついた。関東大学選手権と別にパルサーボウルにも大会回数が通算されている。それまで決勝の会場には駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場が使用されていたが、当初は横浜スタジアム、次いで1988年から東京ドームが使用されるようになった。 第12回(1981年、第2回パルサーボウル)からはリーグの再統合による1部リーグの並列化に伴い、予選リーグ終了時の1部Aブロック優勝校と1部Bブロック優勝校による対戦1試合に変更された。日産自動車のスポンサードは第25回(1994年、第15回パルサーボウル)で終了し、第26回(1995年)は別称なしで行われ、方式も1部A・Bブロックの各2位までの4校によるトーナメント戦に変更された。第26回は決勝で東京ドームを使用したものの関東圏でのアメフト人気衰退からの運営費難などもあり第27回(1996年)からは川崎球場を使用した。 第31回(2000年)には新たな名称が公募され、「堅いものどうしが激しくぶつかり合う」という意味の「clash」から「クラッシュボウル」という名称が採用された。しかし日本語の読みでは衝突事故やハードディスクの故障を表す「crush」と変わらず、パソコン業界や航空業界に広告の依頼を断られることが多かったという。また決勝の会場もさいたまスーパーアリーナに変更され、第34回(2003年、第4回クラッシュボウル)からは味の素スタジアムになった。 第37回(2006年、第7回クラッシュボウル)には再び出場校が現行方式に戻った。2009年には甲子園ボウルの出場校が全国の大学を対象にすることになったために関東大学選手権は休止され、全日本大学選手権の東日本代表校決定戦としてクラッシュボウルが開催されることになった。クラッシュボウル準決勝戦で関東1部A・Bブロックの優勝校と北海道と東北の1部優勝校が対戦する方式となり、日本学生協会の主催、関東学生連盟の主管になった。2011年には関東大学選手権が再開され、第40回関東大学選手権・第1回あずまボウルとして横浜スタジアムで開催された。なお関東学生リーグの再編〔1部を16チームから8チームに実質縮小。2013年の成績により「TOP8」と「BIG8」(実質的な新2部)に振り分ける〕に伴い、2013年大会を以って現行方式での同大会は廃止され、今後東日本代表決定戦へは実質的な新1部リーグ「TOP8」で優勝した大学に出場権が与えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「あずまボウル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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