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Y51は、日産自動車が2009年より栃木工場で製造しているセダン型高級乗用車の型式名である。日本仕様の2代目フーガ(2代目三菱・プラウディア)、5代目シーマ(2代目三菱・ディグニティ)、輸出仕様の4代目インフィニティ・M(2014年モデルよりQ70)に用いられている。 == 概要 == 2004年にセドリック/グロリアを廃止して発売されたY50型フーガが2009年11月に初めてフルモデルチェンジされ、Y51型となった。当初エンジンにはV6 2.5Lと同3.7Lの2機種が用意され、2010年11月には3.5Lエンジンを搭載するハイブリッドモデルが追加された。フーガハイブリッドは日産として、2000年発売のティーノハイブリッド以来2車種目の〔ただし日産独自開発でないハイブリッドカーとしてはいすゞ自動車よりOEM供給されるアトラス20ハイブリッド(2006年5月発売)とトヨタ自動車より供給されるハイブリッドシステムを利用するアルティマハイブリッド(2006年11月発売)が販売されている。〕、そして同社のFR乗用車としては初のハイブリッドカーとなる。また、ハイブリッドの追加設定により、V8エンジン搭載車は廃止された〔【日産 フーガ 新型】2.5リットルに7速AT採用でエコカー減税適用 Response.〕。 日本国外では先代に引き続き同社の高級車ブランド「インフィニティ」で2010年3月に3.7L車が「M37」として発売され、2011年にハイブリッドが「M35ハイブリッド」として発売されたが、北米向けモデルにはV8 5.6Lエンジン搭載車である「M56」も用意され、欧州仕様車には「M37」および「M35ハイブリッド」に加えてV6 3.0Lディーゼルエンジン搭載車である「M30d」も用意される。 また、2008年時点でシーマのモデル廃止が決定されており、2009年11月のY51型フーガの発売時には同社の上級車種である4代目、F50型シーマおよび3代目、F50型プレジデントの次期型の開発が凍結されていたため、Y51型フーガは日産のフラッグシップモデルとして開発され〔新型シーマのすべて 開発ストーリー〕、発売当時はシーマ、プレジデントともに併売されていたものの、広告やカタログなどでは当初からフーガが「フラッグシップ」と称されていた〔日産の新型「フーガ」発売、国内のライバルは「クラウン」 Tech-On!〕。その後、2010年8月にシーマ・プレジデント両車が生産終了になったため、それ以降はフーガが正式に日本市場におけるフラッグシップモデルとなった〔「シーマ」「プレジデント」8月で生産終了 asahi.com〕。しかし、2010年5月にシーマの廃止が公式発表された際には、客から日産にシーマの廃止を惜しむ声が多く届き、営業部門からの要請もあって〔、F50型シーマの生産終了からおよそ1年半後の2012年5月にはブランドイメージ向上を目的に〔日産シーマ、ハイブリッドで復活…来春にも発売 YOMIURI ONLINE〕フーガハイブリッドをベースにホイールベースを延長した〔日産 新型シーマハイブリッド 新型車解説 オートックワン〕ハイブリッド専用車として5代目、Y51型シーマが発売された。 また、2012年7月26日には2005年のディアマンテの生産終了以来高級セダンが消滅していた三菱自動車工業にフーガが「プラウディア」として、シーマが「ディグニティ」としてそれぞれOEM供給され、発売している〔高級セダン『プラウディア』及び最高級セダン『ディグニティ』を新発売 三菱自動車 プレスリリース〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日産・Y51」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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