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日野・ポンチョ : ミニ英和和英辞書
日野・ポンチョ[ひのぽんちょ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
: [の]
 【名詞】 1. field 

日野・ポンチョ : ウィキペディア日本語版
日野・ポンチョ[ひのぽんちょ]

ポンチョ(Poncho)は、ジェイ・バスが製造し、日野自動車が販売している路線用小型ノンステップバス
愛称の由来は、''ポン''と乗って''チョ''こっと行くことから。また衣服のポンチョにもかけている。
2002年から2005年に発売された初代ポンチョと2006年以降の2代目ポンチョ(ポンチョIIとも言う)の2種類があるが、両者を扱う。
== 初代 ==


初代ポンチョは欧州製の小型バスに対抗してつくった半日本製バスで、シャーシ・エンジンはフランスPSA・プジョーシトロエン製、ボディーは日野グループ製となる。この仲介役はトヨタであるが、当時、トヨタ・アイゴ合弁関係となったPSAに対する配慮の一環といわれている。
シャシ前輪駆動となっているのが特徴で、欧州では「プジョー・ボクサー」・「シトロエン・ジャンパー」、「フィアット・デュカート」にも使われているものである。サスペンションは前輪がストラット + コイルスプリング、後輪がリジッドアクスル + 半だ円リーフスプリングとなっており、現在主流の空気バネによるニーリング機構を備える車両とは異なっている。
また、エンジンもフロントエンジンを採用している点で特徴的である。93kw(127PS)のインタークーラーターボ付き2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジン横置きし、変速機は5速マニュアルトランスミッションのみのラインナップとなる。
これらが表すように構造的にはミニバンデリバリーバンなどと同様、乗用車の延長である。
車両のサイズは全幅2 m×全長5.8 mで、客室フロア全体がノンステップとなっている。なお、登場当初は日野車体工業でボディー架装が行われていたが、日野自動車といすゞ自動車のバス製造事業が統合されてジェイ・バスが発足した後は製造がトヨタテクノクラフトに移管された。
また、仕様が簡略化されており、車種も絞られているのが特徴で、後面ドア付を含めても2仕様だけであり、価格も単一(1,530万円)、行先表示もユーザーが方向幕装置などを希望しなければ差し込み式となる。
発売開始は2002年で、2003年には車椅子の乗降に便利な背面ドア(バックドア)付仕様が追加された。当初の予定で3年間で90台の限定生産品となっており、2005年をもって一旦発売を終了した。
;定員
* 座席12+立席7+運転席1の計20人乗り(車椅子1台乗車可能)である。なお、背面ドア付仕様は定員が1名減となる。

画像:Tottori st bt04bs3200.jpg|初代ポンチョ
くる梨
画像:102-0252_IMG.JPG|初代ポンチョ
岐阜バス
画像:ModelJumper.jpg|シトロエン・ジャンパー
写真は初代のバン


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「日野・ポンチョ」の詳細全文を読む




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