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レインボー(Rainbow)は、かつて日野自動車から発売されていたバスの名称である。キャブオーバーの小型は1966年に、リアエンジンの中型は1980年に製造を開始し、国内初のスケルトン(マルチチューブラーフレーム)構造を取り入れた中型バスとして、路線、観光用途に1980 - 90年代にかけて広く販売された。もとは中型のほか小型も包括していたが、モデルチェンジによる名称変更が相次ぎ、現在は中型路線系(いすゞ・エルガミオ(ジェイ・バス宇都宮事業所で製造)のOEM供給車・日野レインボーⅡ)のみのラインナップとなっている。 車体製造は日野車体工業金沢工場が担当していたが、2002年より同社小松工場、2004年10月にジェイ・バスへの統合で、その後は、同社小松事業所が製造を担当した。名称のレインボーは、日野の社内公募によって決定した。 9mワンステップ路線車(RJ系)・および7mノンステップ路線車(HR系)は2004年に生産中止、9mノンステップ路線車(HR系)は2007年10月1日に、いすゞ・エルガミオの統合車種(当初はOEM車種)であるレインボー II へ移行し、最後まで製造された10.5mノンステップ路線車(HR系)も、2010年をもって製造を中止した。 尚、ここでは日野の中型路線バスの歴史をひも解く意味を踏まえ、1964年に発表された日本初の中型バス・RM100系、並びにRL系についても述べる。また、1995年にリエッセRXに移行したレインボーRB・ABについては日野・リエッセを参照。1998年から1999年にかけてメルファにフルモデルチェンジしたレインボー7M・7W、レインボーRJ・RR観光車についてはそれぞれ後継車の項目に分割する予定。 == RM100 == 1964年、日野自動車初の中型リアエンジンバスとしてRM100が誕生した。エンジンはDM100(90PS)。中型トラックのレンジャーと主要部品を共通化したため、価格は従来のバスよりも低く抑えられている。車体はRB10/RC100系を縮小したスタイルで、特に自家用や狭隘路線用として導入されるケースが多く見られた。1967年以降はエンジン出力が100PSに引き上げられ、性能が向上している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日野・レインボー」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hino Rainbow 」があります。 スポンサード リンク
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