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日野自動車株式会社(ひのじどうしゃ、英語:Hino Motors, Ltd.)は、東京都日野市に本社を置く、主にトラック・バスといった商用車を製造する日本の自動車メーカーである。通称「日野」、ローマ字表記は「HINO」。トヨタ自動車の連結子会社でトヨタグループ16社のうちのひとつ。 国内トラック・バス業界最大手。 == 概要 == 主にトラックやバスなどの商用車の生産を手がけ、トヨタブランドの小型乗用車や小型、普通トラック、SUVなどの生産も行っている。また、トヨタが陸上自衛隊へ納入する73式中型トラックやトヨタ向けディーゼルエンジンの生産、あるいはハイブリッドシステムの共同開発も行っている。 2004年3月期の連結決算では、売上高が1兆円を突破し、営業利益も446億円と過去最高益を記録した。ディーゼル車の排出ガス規制に伴う買換え需要による日本国内のトラック販売の増加と、海外での販売の好調、トヨタからの受託生産の増加が要因とみられている。 また、合理化のためにバス部門はすでにいすゞ自動車と経営統合しており、2004年10月に日野自動車・いすゞ自動車共同出資の新会社(ジェイ・バス)に移行、いすゞと共通の車両をジェイ・バスより供給される形態となっている(一部車種はいすゞが開発)。なお、いすゞはもとは日野の母体になった会社でもあり、また現在はトヨタ自動車との提携関係にあるため日野との関係も深い。同時に、西日本車体工業(西工)へのシャーシ供給を取りやめている。2006年から一部の路線車に限り、西工へのシャーシ供給が再開したが、それも2010年10月の西工の解散と共に終了している。 2007年には、海外向け販売台数が国内向けを上回り、現在、総販売台数の7割以上を海外向けが占めている。 世界各地に拠点を有していると同時に、台湾やタイ、インドネシア、マレーシア、パキスタン、ペルー等ではトップシェアを誇っている。 2013年には、世界で初めてハイブリッドトラック・バスのグローバルでの累計販売台数が1万台を突破した。 世界の大型トラック製造メーカーの中で、毎年生産台数トップ10にランクしており、日本国内の大型・中型トラック販売では、2016年現在、43年連続シェアトップを誇る。 日本国内の大型車メーカーでは唯一、ダカール・ラリーに「日野・レンジャー」で参戦しており、トラック部門総合では史上初となる1・2・3位を独占するなど好成績を上げている。また、2016年大会で参戦26周年を迎えた。排気量10リッター未満クラスにおいては2016年大会で7連覇を達成している。 2016年現在、大型トラック顧客満足度調査において6年連続で1位を記録。小型トラックでも、2年連続で1位を記録している。 東京都八王子市の日野自動車21世紀センター内に、日野オートプラザという企業博物館を持っている。また、この博物館は日本で唯一のトラック主体の自動車博物館となっている。 2001年、トヨタ自動車が株式の過半数を取得し、ダイハツ工業に続き子会社化される。 画像:Hino-Purofia-dump.JPG|日野・プロフィア ダンプトラック 画像:HINO1.JPG|ダカール・ラリー参戦車両 画像:神戸市バス-六甲道駅.JPG|左はブルーリボンシティ、右は2代目ポンチョ 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日野自動車」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Hino Motors 」があります。 スポンサード リンク
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