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日高港(ひだかこう)は、和歌山県御坊市と美浜町またがる港湾である。1950年(昭和25年)〔1953年8月1日との資料もある。国土交通省港湾局『数字でみる港湾 2006』日本港湾協会、P106〕に港湾法に基き地方港湾に指定、1983年(昭和58年)10月4日に重要港湾に指定される。港湾管理者は和歌山県。 == 概要 == 日高港は日高川河口部に位置し、古くから日高川の川船との連絡の為の船着場として栄え、明治から昭和初期にかけては紀州航路の寄港地として利用される。日高港には御坊市周辺の主要産業である製材業が集まり機帆船による二次輸送で外国産木材を供給するなど、紀中地域の経済の要となっていた。 もともとの日高港は、日高川支流である西川河口部に船着場(西川地区)が設けられ、周辺には木材店や工場が集まっていた。しかし、水深が3.5mと浅く小型船(199GT)による海上二次輸送を余儀なくされ、後背地は狭隘で荷捌きが非効率になっていた。この問題を解決するため、1983年(昭和58年)10月に重要港湾に指定され、同年12月には港湾計画が策定、これにより大規模な港湾機能の拡大工事が始まる事となる。 計画としては、日高川河口の南側に塩屋地区が区画され1998年(平成10年)5月に工事が開始され、2003年(平成15年)7月に埋立工事が、2004年(平成16年)3月に道路・埠頭などが完成し、同年4月24日に供用が開始された。また、1996年(平成8年)3月には湯浅御坊道路の御坊ICが供用を開始し京阪神方面への自動車交通の便が向上し、2008年(平成20年)11月には農林水産省から植物防疫港に指定される。それまで検疫のため輸入木材を積んだ船舶は阪南港や徳島小松島港および尾道糸崎港を経由していたが、これにより時間ロスが短縮できコスト削減に寄与するとされ、紀中地域の物流拠点としての発展が見込まれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日高港」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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