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旧柴崎橋(きゅうしばさきばし)は、福島県耶麻郡西会津町の一級河川、阿賀川に架かる橋梁(廃橋)であった。 == 概要 == 耶麻郡西会津町上野尻付近に位置する。橋の北西側では現在の柴崎橋(上野尻ダム)が阿賀川に架かっており、橋の南南西側には東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線上野尻駅が存在している。 本橋梁が架設される以前は、柴崎から上野尻へは阿賀川の渡船にて行われていたが、渡船途中に犠牲者が出ることもあって、本橋梁の架橋は長年にわたる地域の悲願であった〔西会津町史 (p.283) 〕。1933年(昭和8年)12月16日に本橋梁の建設が2年計画の事業として県会議を通過、1938年(昭和13年)6月の本橋梁完成により交通事情は一変し、産業・経済はもちろんのこと日常生活にも大きな利便をもたらすこととなった〔〔地域の重要交通ルートであったためか、戦時中に鉄材として供出されずに済んでいる。〕。 1958年(昭和33年)に阿賀川下流側への東北電力上野尻ダムおよび上野尻発電所の建設に伴い、その堰堤上を柴崎橋として福島県道338号上郷下野尻線が通ることになったため、本橋梁の供用が廃止された〔。なお、撤去のための予算が無かったため、橋梁自体は解体・撤去せずに路床のみを撤去し、かつ上野尻方の橋桁の一部を落橋させて通行できないようにしており、供用廃止から廃橋状態のまま現在に至っている。 本橋梁は西会津町の名物橋梁として「福島百選」に選定されている〔福島県の名物橋梁と観光道路一覧 ④<玉川村>⇔<磐梯町> - 福島百選〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旧柴崎橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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