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観自在王院跡(かんじざいおういんあと)とは、岩手県の平泉に藤原基衡の妻〔高橋富雄氏は観自在王院を建立したとされる女性を「基衡妻」とするのは誤記で、基衡の父・清衡の妻の一人であった(=「基衡母」)という独自の見解を示している。〕が建設した寺院跡。 境内跡は「毛越寺境内 附 鎮守社跡」(もうつうじけいだい つけたり ちんじゅしゃあと)の一部として国の特別史跡〔2005年(平成17年)7月14日、追加指定および名称変更。〕、庭園は「旧観自在王院庭園」(きゅうかんじざいおういんていえん)として国の名勝に指定されている。2011年(平成23年)6月26日、「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された。 == 概要 == 毛越寺に隣接している。1189年(文治5年)以後は荒廃し、水田となっていた。 約160×260mの南北に延びる寺域の北部に2つの阿弥陀堂があり、中央部に園池があった。その寺域にある平安時代末期の庭園は1973年(昭和48年)から1976年(昭和51年)にかけて発掘・復元されている。数少ない平安時代の庭園遺構として評価されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「観自在王院跡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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