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長門川(ながとがわ)は、千葉県印西市・印旛郡栄町を流れる利根川水系の一級河川。利根川と北印旛沼とを連絡する役割を果たす。それゆえ短区間ながら印旛沼水系全体に係る流域を擁し、また印旛放水路とともに印旛地域の水量調節に活用される治水上重要な河川である。定義上はいずれも印旛沼を起点とするが、印旛放水路(新川)は平常時印旛沼へ流入するため、事実上印旛沼唯一の流出河川となっている。 == 地理 == 北印旛沼の北岸、旧長門川は印西市下井・長門川は印西市下井と栄町酒直の境より北流する。旧長門川は長門川方面からの支流(以降便宜上「旧長門川支流」とする)を合わせ、栄町に入る。長門川も一旦は行政境を抜け、栄町安食付近で両者が合流する。再び印西市・栄町の行政境を流れ、西へやや蛇行する。JR成田線・国道356号(長門橋)を続けて越えると、西から将監川を合わせ栄町に入る。右岸に栄町市街を臨み、ふじみ橋を過ぎると長門川公園を挟んで二手に分かれる。西側分流は印旛水門・東側分流は印旛排水機場をそれぞれ越えて、利根川へ流入する。長門川(5,138m)・旧長門川(2,920m)ともに全区間が一級河川に指定されている。 印旛沼干拓以前は、旧長門川及び旧長門川支流が北印旛沼より発しており、二又の形状をなしていた。干拓後の現在において旧長門川支流は水が枯れている。旧長門川も北印旛沼に直接接続しなくなり、北印旛沼の周囲に巡らされている北調低地排水路〔印旛沼連携プログラム ガイドブック(平成22年1月、千葉県) 〕に繋がっているのみである。和橋より上流部は流量も少ない湿地帯で、幅の広い流路がかつての本流としての姿を留めているに過ぎない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「長門川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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