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早乙女 乱馬(さおとめ らんま)は、高橋留美子の漫画作品及びそれを原作とするアニメ『らんま1/2』に登場する人物。同作の主人公〔実写版での主人公は天道あかねである。〕。アニメでの声優は山口勝平(男乱馬、少年時代の一部)と林原めぐみ(女らんま、少年時代)。実写版では賀来賢人(男乱馬)と夏菜(女らんま)が演じる。 アニメでは男の状態を「乱馬」と漢字表記し、女の状態を「らんま」とひらがな表記している。 == 人物 == 風林館高校1年生。16歳。無差別格闘早乙女流二代目。元祖無差別格闘流の後継者候補。主に水色〔アニメでは赤色。〕のチャイナ系の服を愛用し、黒髪の後ろ髪をおさげにして束ねているのが特徴の少年。 幼い頃から父・玄馬に連れられて武者修行の旅をして各地を転々としており6歳の時に久遠寺右京と出会う〔23巻PART.4「十年目のソース」〕。また、中国に渡る直前はあかね達が住む町の隣町に住んでいて、その頃に響良牙とライバル関係になった。中国に修行に行った際に呪泉郷の「娘溺泉」に落ちたことで、水をかぶると女になり、湯をかぶると男に戻る体質となった〔1巻PART.1「らんまが来た」〕。 中国から帰国後は、天道家に父子ともに居候になる。天道家の三女の天道あかねとは許婚。これは元々親同士が決めたものだが、後にお互いに惹かれ合い、最終的には相思相愛になる。お互いに素直でないため、あかねをいつも怒らせてばかりいるものの、守るべきときには必ずあかねを守っている。容姿は良く〔九能小太刀と掛け軸のパンダからはいい男と思われており、アニメではさゆりが乱馬のルックスを申し分ないと評している(熱闘編第84話)。〕、明るく快活な性格から多くの女性に想いを寄せられるが、そのほとんどが腕っぷしと気が強い女性である。女の子の姿でも多くの男性に想いを寄せられている。 格闘の腕前は一流の上、運動神経も常人離れしており、さらに相当な怪力を持つ。あかねの姉なびきが乱馬を有料で貸し出すと言った時には校内の運動部が引く手あまたであった〔17巻PART.7「おねえちゃんの気持ち」〕。また、格闘新体操や格闘茶道では特殊な道具をすぐに使いこなすといった器用な一面も見せる。料理の腕前も、幼い頃は下手だったようで父親の玄馬にまずいと言われていたが、天道家居候後は抜群の包丁捌きを披露し、不器用なあかねよりもはるかに上手い。しかし、考えていることがすぐに言葉と表情に出てしまうため、ギャンブルや博打には滅法弱い〔15巻PART.4「博奕王K」〕。 シャンプー登場後は、シャンプーの曾祖母であるコロンに鍛え上げられることが多く、スピードをつけさせるためにコロンから「火中天津甘栗拳」を叩き込まれ、八宝斎の策略により力を失った際、「飛竜昇天破」を教わり、以後必殺技として使用し派生技も編み出す。また、良牙が使う「獅子咆吼弾」からの派生技の「猛虎高飛車」などの技も使うなど、技の性質を見抜いて、工夫してアレンジして使うなど格闘センスの良さを見せることが多い。他にも、幼少時の修行が元で極度の猫恐怖症である(原因は玄馬の読み間違いによる修行。また、アニメ版では猫に触られると錯乱のあまり、『やっぱり猫が好き~!!』と叫ぶ)。猫への恐怖が頂点に達すると、自分を猫と思い込む「猫拳」を使う。猫拳使用時はコロンとも互角に戦えるほどの能力が引き出されるが、猫となりきっている乱馬には自覚症状がなく、記憶も残らない。 早乙女流の師匠は父親である玄馬、元祖無差別格闘流の後継者としての師匠は八宝斎であるが、二名共に素行に難があり、まともに修行を受けた事は少ない。しかし、八宝斎は自身の都合によっては乱馬に適格な助言を行う。乱馬の方も八宝斎の実力に関しては敬意を表しており〔11巻PART.6「炸裂!!八宝大華輪」〕、本気を出した八宝斉には早雲、玄馬と共に束になっても敵わない事を認めている〔23巻PART.1「パンスト太郎の逆襲」〕。アニメでは玄馬、八宝斎、共に乱馬に真面目に稽古をつけている場面も描かれており、乱馬の武闘家としての目標は八宝斎を倒す事である〔熱闘編22話「いい湯だな? 銭湯で戦闘」、熱闘編91話「夢の中へ」〕。 水を被って女になった時は以下の特徴が出る。 *体格が一回り小さく、美人で、かなりグラマーになる。 *顔は母、のどかに似ている〔特に女になった時はのどかの顔とよく似るため、顔がそっくりであることをなびきから指摘されている(22巻PART.4「決死の団らん」)。〕 *髪の毛が赤くなる〔当初はアニメのみの設定であり、原作の最初の頃は変身しても髪の色は変わらなかった。しかし、アニメでこの設定が現れてからは途中から女になると髪が赤くなるようになった〕。 *まぶたに薄くアイシャドウが入ることがある。 *男の時より身体全体が小さくなる〔そのため、足に対して男時に履いていた靴が大きく見える描写がある。またムースとの初戦の時には総身猫舌のツボを押されていたため男に戻れず、手足のリーチの点でムースに負けていた〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「早乙女乱馬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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