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資生園早田牧場(しせいえんはやたぼくじょう)は、1917年から2002年まで存在した競走馬の生産牧場。 本場は福島県に置いていたが、1977年に本格的な生産に着手してから最大拠点は北海道新冠町にあった。1990年代以降、レオダーバン、ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、シルクジャスティス、マーベラスサンデー、シルクプリマドンナといったGI競走優勝馬を次々と輩出。有力種牡馬のブライアンズタイムも擁し、一時は社台ファーム(社台グループ)に次ぐ国内第2位の生産者として日高地方を代表する牧場となった。しかし急激な拡大方針から資金難に陥り、2002年11月に倒産した。 == 歴史 == === 創業 === 創業家の早田家は江戸時代に幕府天領の銀山の差配を任されていた旧家であり、広大な山林や農地を所有する地主であった〔木村(1998)pp.137-145〕。当主は代々「早田伝之助」を名乗り、1917年に第9代早田伝之助が「資生園早田牧場」を創業。ただし牧場としては小規模で、道楽的な性格の強いものであった〔『優駿』1992年2月号、pp.34-38〕。早田家に入り婿した早田高麿(10代伝之助〔)は東京帝国大学で馬学を学び、のち獣医将校となった〔『優駿』1994年3月号、pp.44-49〕馬の専門家であったが、太平洋戦争を経て山梨県庁に勤務し、牧場は変わらず伝之助に任せていた〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「資生園早田牧場」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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