翻訳と辞書
Words near each other
・ 早起き日経+FT
・ 早足
・ 早込
・ 早退
・ 早送り
・ 早通
・ 早通 (新潟市北区)
・ 早通村
・ 早通駅
・ 早速
早速勝三
・ 早速整爾
・ 早速社
・ 早道
・ 早野 (川崎市)
・ 早野久美子
・ 早野亮
・ 早野会
・ 早野凡平
・ 早野宏史


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

早速勝三 : ミニ英和和英辞書
早速勝三[はやみ かつぞう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はや]
 【名詞】 1. already 2. now 3. by this time 
早速 : [さっそく]
  1. (adv) at once 2. immediately 3. without delay 4. promptly 
: [み]
  1. (num) three 

早速勝三 : ウィキペディア日本語版
早速勝三[はやみ かつぞう]
早速勝三(はやみ かつぞう、1847年12月2日弘化4年10月25日) - 1918年大正7年)11月6日は、明治、大正期の広島県実業家芸備日日新聞社主、宮島連絡船を開設した人物である。
== 人物 ==
現在の広島県広島市に早速民助の長男として出生。幼少時に両親と死別。浅野家の御小人を務めていた。
廃藩置県時に御小人は廃止され失業。当面は比治山(現在の広島市南区比治山)の早速本家に身を寄せたが、代書業を開業。まもなくして大手町一丁目(現在の中区大手町)に事務所を構え、1882年明治15年)には早速社として、書籍取次販売業に進出した〔『中国新聞六十五年史』15ページ。〕。
早速整爾伝には、その時のエピソードとして、広島に電話が開通した時、真っ先に申し込みに行き、列が出来るのを待った上で8番目に並んだ。その上で、名前の早速(はやみ)に掛けて、8番の電話番号を得て満足した話が載っている。
進出した書籍販売業が当たり、本業の代書業より多忙になり事業を拡大。後に代書業を放棄した。書籍の広告の件で芸備日報(のちの芸備日日新聞)とも親密になり、業務の委託。さらには、芸備日報の発行元の芸備日報社を債券として受け取った。
受け取った「芸備日報」の紙名を芸備日日新聞に改め、また会社名を「芸備日報社」から「芸備日日新聞社」に改めて、部数を拡大。広島最大かつ、1895年明治28年)当時で全国で5本の指に入る出版部数の新聞社に育て上げた〔『中国新聞百年史』31,32ページ。〕。
その他、個人企業である早速社を通じて、引き続いて書籍販売業をしたほか、薪炭業・時計販売・瀬戸内海内での廻船問屋運営。さらには、早速丸など数隻の所有。1897年明治30年)には宮島連絡船を開設した。1899年明治32年)に同航路を売却、を経由し宇品三津浜を結ぶ広島松山連絡航路を経営した〔柴崎力栄「早速丸沈没事件に見る20世紀初頭の海事領域の象徴性 大阪工業大学紀要人文社会篇56-2 、2012年2月。〕。
また、運営する芸備日日新聞で、早速整爾との連名で対抗候補へのメッセージ掲載なども行っている〔『中国新聞八十年史』76,77ページ。〕。
1918年大正7年)11月6日に、70歳で亡くなっている。
また、養子の早速整爾は、芸備日日新聞の社主及び主筆を初め、県議会議員衆議院議員、さらには農林水産大臣大蔵大臣など、広島を代表する政治家になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「早速勝三」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.