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旭川冬まつり(あさひかわふゆまつり)は、北海道旭川市で、毎年2月上旬に行われる祭である。1960年(昭和35年)に第一回が開催された。北海道を代表する冬のイベントの一つで、さっぽろ雪まつり(約200万人)に次ぐ規模の入場者数(約100万人)を誇る。海外からの観光客も多い。 == 概要 == 1947年(昭和22年)から行われていたイヨマンテ(熊祭り)を前身とする。メイン会場は、当初は市内の常磐公園であったが、1986年(昭和61年)から隣接する石狩川の河川敷(旭橋のたもと)に移された。会場が広くなったことを受け雪像の巨大化が進み、翌昭和62年(1987年)のメイン雪像の「ガリバー城」は、世界一大きな雪像という事でギネスブックに掲載された。その後、1994年(平成6年)には、旭川市の姉妹都市である韓国水原市にある世界遺産・華城の雪像で記録を更新している。これほど大きな雪像が作られる背景には、敷地が広いという条件だけでなく、同時期に開催されるさっぽろ雪まつりがマスコミなどを通して全国的な注目を集めるのに比して知名度が及ばないため、雪像の大きさで道外に祭りの存在をアピールしたいという主催者側の思惑があるといわれている。 これらの大雪像は、市内に駐屯する陸上自衛隊第2師団の諸部隊が中心となって約1ヶ月の時間をかけて製作するが、その周辺には、市民のグループが製作する小雪像が立ち並ぶ。 大雪像前にはステージが設けられ、期間中音楽、舞踊、お笑い、ラジオの公開録音などのイベントが行われ、最終日の夜には花火がフィナーレを飾る。周辺には氷の滑り台、チュービング、巨大迷路、スノースクート、ミニ列車、馬そり試乗などのアトラクションも用意され、「冬マルシェ」と称する飲食や土産物販売の出店もある。 近年は小学校や地域の通りに雪だるまの他、光や紙細工を使ったオブジェを設置し、幻想的な世界を演出した「あさひかわ雪あかり」が好評を博している。 2004年(平成16年)からは氷神輿の製作と渡御が行われている。 また、サブ会場としては平和通買物公園や七条緑道なども利用され、特に買物公園は1973年より毎年開催されている「氷彫刻世界大会」の会場として旭川市民や観光客になじみの存在となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旭川冬まつり」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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