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旭川運転所(あさひかわうんてんしょ)は、北海道旭川市永山1条9丁目にある北海道旅客鉄道(JR北海道)の車両基地。 == 概要 == 以前は旭川駅付近にあったが、駅の高架化を含む大規模な再開発事業(北彩都あさひかわ)の実施に伴い、2003年(平成15年)9月1日に宗谷本線北旭川駅構内の旧貨物ヤード跡地へ移転した〔“新しい旭川運転所お披露目 防音、有害物除去にも配慮 JR北海道”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2003年8月26日)〕。移転に伴い社屋の奥に転車台が新たに設置され、蒸気機関車〔主にイベント運行時に予め方向を変える必要がある場合に使用〕や除雪車両の転向等に使用される。着発線は通過線(北旭川駅6番線)を挟んだ当運転所側に2線(北旭川駅7・8番線)設けられている。また、貨物列車牽引のディーゼル機関車の単機回送・燃料給油のために貨物駅への渡り線も設けられており、当運転所から一旦引込み線に入り、スイッチバックで宗谷本線の線路を跨いで直接貨物駅構内に入れるようになっている。そのため当運転所構内と貨物駅構内の旭川方面側にある出発信号機の箇所には入換信号機が設置されている。 電気車は配置されていないが、函館本線で使用される電車(スーパーカムイ8編成中6編成及び普通列車721系1編成)を収容するため、構内の一部が電化されている。これは日本の鉄道の電化区間の、最北端かつ最東端である〔過去には旭川電気軌道や太平洋炭礦に直流電化区間が存在した〕。移転する前は、旭川駅から名寄・上川寄り1キロ程の箇所に設置されていた宮前跨線橋(旭川駅高架工事に伴い2008年(平成20年)11月末を以って通行止めとなり、その後解体された)付近が、1969年(昭和44年)の電化開業以降国鉄電化区間の最北端かつ最東端であった。なお、運転所の移転により宗谷本線も旭川駅・運転所分岐点間が複線交流電化されたが、宗谷本線の営業列車は全て気動車である。 構内には事務所が入居する本社屋〔3階は乗務員の休養室があり乗務員の滞泊に使用されている〕、車両の整備を行う整備庫、格納庫の他に所属している蒸気機関車の保管・整備を行う機関車庫が設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旭川運転所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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