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旭秀鵬 滉規(きょくしゅうほう こうき、1988年8月9日 - )は、モンゴル・ウランバートル出身、友綱部屋(入門時は大島部屋)所属の現役大相撲力士。本名はトゥムルバートル・エルデネバートル(モンゴル語キリル文字表記:)。身長191cm、体重153kg。血液型A型。得意は右四つ・寄り。最高位は東前頭4枚目(2016年1月場所)。'')。身長191cm、体重153kg。血液型A型。得意は右四つ・寄り。最高位は東前頭4枚目(2016年1月場所)。 == 来歴 == 父は運送会社の元社長、母は元教師。首都ウランバートルの中心部に住み、3人きょうだいの姉が軍の病院医師、兄は日本の防衛大に留学して、現在は大統領警護官。何不自由ない生活で、父はエルデネバートルには軍人関係以外になることを希望した。モンゴルでバスケット選手だったエルデネバートルは進路を決めるときドイツ留学も希望していた。〔大島親方の秘蔵っ子力士 大相撲・旭秀鵬(上) (1/2ページ) 日本経済新聞 2011/9/13 15:30〕 2004年にモンゴル・ウランバートルから岐阜県本巣市の岐阜第一高等学校(モンゴル柔道連盟と提携しモンゴルからの留学生を受け入れている)に柔道留学。これ以前まで柔道は未経験だったが2年時には県大会100kg級で優勝、東海大会で3位。しかしこの2年時の県大会決勝で持ち上げて投げた瞬間、相手の膝が左の目の下に当たって顔面骨折した。「もっと大きな目標がある」との監督・高橋義裕の方針で全国大会は断念。県大会決勝で破った相手が全国でベスト8までいき、悔しがった。 高校在学中に防衛大学校に留学中であった兄と旭天鵬が巡業で知り合い、3人で食事をする仲になった。相撲未経験でありながら旭秀鵬が角界入りの願望を持っていることを旭天鵬が知ると、ちょうど大島部屋が旭鷲山の引退により外国人枠が空いた〔旭秀鵬の入門当時、外国籍の力士はいなかった(旭天鵬は日本に帰化済み)。〕状況にあったため、旭天鵬は「強くなると思った。顔もいいし、体もいい。どうせなら大島部屋へ」と誘った。しかし高校側は進路先に推していた大学との関係があり、国費留学でもあるため入門は簡単ではなかった。揉めに揉めたが監督の高橋が「自分で後悔しない道を自分で選びなさい」と送り出したことでこの問題は解決し、これにより大島部屋入門を果たした。〔大島親方の秘蔵っ子力士 大相撲・旭秀鵬(上) (2/2ページ) 日本経済新聞 2011/9/13 15:30〕 2007年5月場所で初土俵を踏み、序ノ口を1場所で通過。11月場所では7戦全勝力士3人による優勝決定戦を制し序二段優勝を果たした。 2011年は7月場所、幕下西2枚目の地位で5勝2敗と勝ち越して、9月場所で十両に昇進。9月場所9勝6敗、11月場所で10勝5敗の成績を収め、十両を2場所で通過した。 新入幕で迎えた2012年1月場所は9日目からの6連敗で負け越した。師匠の停年により、2012年5月場所からは友綱部屋所属となった。同年7月場所は西十両筆頭の地位で初日から7連敗の後休場(8日目は不戦敗で、0勝8敗7休)したことや、幕下から十両へ昇進する力士が多かったこともあり、翌9月場所では幕下へ陥落してしまった。十両筆頭の力士が翌場所で幕下に陥落するのは1913年(大正2年)5月場所の勝鬨以来99年ぶりで、所属する友綱部屋のブログでも、この陥落には不満の意があることが表明された。しかし、その場所は6勝1敗として、1場所で十両復帰を決めた。 2012年11月場所で十両に復帰して以降は勝ち越しが続き、2013年3月場所では東十両2枚目の地位で12勝3敗とし東龍との十両優勝決定戦を制して十両優勝。翌5月場所で8場所ぶりの帰り入幕を果たしたが、9日目の千代大龍戦で敗れた時に右膝の複合靭帯を損傷し、10日目から途中休場することになってしまった〔旭秀鵬が休場 千代大龍戦で右膝負傷 日刊スポーツ 2013年5月25日閲覧〕。十両(西十両2枚目)へ降下した翌7月場所では7勝8敗と負け越したが、翌9月場所は西十両3枚目で11勝4敗と勝ち越し。翌11月場所では2013年5月場所以来3場所ぶりの幕内復帰(東前頭14枚目)で、幕内では初めての勝ち越し。2014年1月場所は初日の千代鳳戦で左の眉間にぶちかましを受けて大流血するハプニング〔『相撲』2014年2月号63頁〕に始まり中日まで2勝6敗と絶不調だった。そのまま10日目に負け越しが決定したが終盤に3連勝して5勝10敗とした。翌3月場所は8勝7敗の勝ち越しを得て、続く5月場所には再入幕して東前頭15枚目の地位を得た。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「旭秀鵬滉規」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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