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昇亭 北寿(しょうてい ほくじゅ、宝暦13年〈1763年〉?‐文政7年〈1824年〉以降)とは、江戸時代後期の浮世絵師。 == 来歴 == 葛飾北斎の門人。姓不詳、名は一政。昇亭と号す。両国薬研堀に住んでいた。北斎の洋風版画を引継ぎ、さらに個性的な作品を描いた。遠近法、陰影法など、かなり表現派的な作風であった。空を大きく取った低い地平線や水平線、動いている様な入道雲あるいは霞状の独特な雲の表現、銅版画の様な乾いた墨線、三角形の明暗表現で山や土手の立体感を表すなど、20世紀初頭のパブロ・ピカソたちキュビズム(立体派)の先駆をなす作品が、江戸で既に北寿によって試みられている。作画の大半は風景画であったが、風俗画や狂歌本の挿絵も残している。北寿の真骨頂はやはり風景画で、『武江年表』の享和(1801年‐1804年)年間の記事に「北寿浮絵上手」と記されていることから、当時相当評価され人気を得ていたとわかる。代表作に「江戸名所」、「東海道名所」などのシリーズものがある。作画期は寛政(1789年‐1801年)末期から文政7年(1824年)頃とされ、この年以降に62才以上で没した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「昇亭北寿」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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