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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 昇降 : [しょうこう] 1. (n,vs) ascending and descending 2. going up and down ・ 演算 : [えんざん] 1. (n,vs) operation ・ 子 : [こ, ね] (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
線形代数 (とその量子力学への応用)において,上昇演算子と下降演算子 (まとめて昇降演算子)は他の演算子の固有値を増加または減少させる演算子である。量子力学において上昇演算子は生成演算子、下降演算子は消滅演算子と呼ばれることもある。量子力学における応用例として、量子的な調和振動子や、角運動量がある。 == 一般的な定式 == 2つの演算子''X、Nが次の交換関係を満たすと仮定する。'' : ここで''cはスカラー量。'' を演算子 ''N'' の固有状態とする。 : このとき演算子 ''X'' が 作用すると固有値を c だけシフトする''。'' : つまり が''N'' の固有値 n をにおける固有状態であるとき、 は固有値 ''n'' + ''c をもつ N の固有状態である。''演算子 ''X'' は c が正の実数であるとき ''N'' の上昇演算子、 ''c'' が負の実数であるとき N の下降演算子という。 もし ''N'' がエルミート演算子 のとき、''c'' は実数でなければならず、Xのエルミート随伴 は次の交換関係を満たす。 : 特に ''X'' が ''N'' の下降演算子のときの ''X''† は ''N'' の上昇演算子であり、その逆も成り立つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「昇降演算子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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