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明洞大聖堂(ミョンドンだいせいどう)あるいは韓国カトリックソウル大司教区司教座聖母マリア無原罪のおんやどり明洞大聖堂〔韓国語では韓国天主教ソウル大教区主教座聖母無染始孕母胎明洞大聖堂〕は、韓国ソウル特別市にあるカトリックの司教座聖堂。韓国で最初に作られたカトリック教会堂で、韓国のカトリック信徒にとって精神的シンボルともいえる重要な聖堂である。 李氏朝鮮時代に北学派()のグループが清に留学中にカトリックと初めて接触を持ち始めたが、その後朝鮮が開国し、フランス人宣教師が到着したことで本格的に朝鮮半島における布教が進んだ。先祖崇拝()と貴族制度の否定は多くの人々の共感を得る一方で、当局からの弾圧を招く原因ともなった。 明洞聖堂の建築はフランス人司祭エウジェニー・コステ (Eugene Coste) の計画によって進められ、1883年に用地を購入、1892年に高宗臨席のもとで起工式を行った。 しかし日清戦争やコステ神父の死などの影響によって予定が遅れ、完成は1898年5月のこととなった。最終的に献堂式が行われたのは1898年12月8日、聖母の無原罪の御宿りの祭日であった。 当初は鐘峴聖堂()という名で呼ばれていたが、1945年の日本から独立を機に現在の「明洞聖堂」という名称に変えられた。 ==守護聖人== 明洞大聖堂の守護聖人は聖母マリア無原罪の御宿り(聖母無染始孕母胎)であり、またこれはヨセフとともに韓国カトリック教会の守護聖人でもある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「明洞聖堂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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