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明王(みょうおう、Skt:मिद्या राजा vidyā-rāja)は、密教における尊格及び称号で、如来の変化身ともされる。 ==明王の語義== 明王の「明」は、本来 サンスクリット語 मिद्या(vidyā)で表し、「知識(ज्ञान)」「学問」を意味する一般的な名詞である。密教の文脈においては、特に仏が説いた真実の智慧、真言のことを指し、明あるいは明呪と漢訳される。 राजा(rāja)は王を意味し、仏名にもしばしば含まれる尊称である。すなわち、明王とは、「仏の知恵(真言)を身につけた偉大な人」という意味である。また、この明(真言)を身につけた者を持明者(vidyā-dhara)と呼び、明王とはその持明者たちの王(rajā)であるとも説明される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「明王」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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