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明福寺(みょうふくじ)は、三重県菰野町にある浄土真宗の寺院。 ==沿革== 開基の法欽は、大和国高市郡越智の出身で、 永正の頃に伊勢へと移り住み、菰野にて念仏道場を開く。教如に帰依して、寺号、本尊、親鸞影絵を授与される。享保の頃に山門と鐘楼を建立。本堂は1854(安政元)年の大地震にて倒壊後、再建された。本堂に安置されている薬師如来/阿弥陀如来像は円空による作〔『微笑みに込められた祈り 円空・木喰展』(2015年)、p.223〕。一材の両面に二仏が掘られた「両面仏」と呼ばれる珍しいもので、延宝2年(1674年)の作〔『微笑みに込められた祈り 円空・木喰展』(2015年)、p.223〕。町指定有形文化財。13世住職であった賢竜の弟、大正が明治初年の廃仏毀釈により、像が伝来していたが廃寺となった伊勢の常明寺から譲り受けて、明福寺へと持ち帰ったものである〔円空作両面仏 菰野町指定文化財 - 菰野町図書館、円空作両面仏 | こものいろどり.com 、34 仏師僧・円空 - 歴史の情報蔵(県史編さんグループ)〕。 文化11年(1814年)には、測量に訪れた伊能忠敬がこの寺に宿泊した〔みえの歴史街道/三重県の歴史街道:菰野道・ピックアップエリア1 〕。昭和36年(1961年)には、俳人の山口誓子が当寺の住職に招かれて寺を訪れ、円空仏に感銘を受けて句を詠んだ〔三重県内の句碑/句碑詳細:三重郡菰野町明福寺の山口誓子句碑 〕。寺には昭和51年(1976年)に建てられたその句碑がある〔。 == 文化財 == * 円空作両面仏(菰野町指定文化財)〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「明福寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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