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【名詞】 1. luggage trunk for sumo wrestlers and referees 2. wicker basket for sumo wrestler's belt, apron, etc. =========================== ・ 明荷 : [あけに] 【名詞】 1. luggage trunk for sumo wrestlers and referees 2. wicker basket for sumo wrestler's belt, apron, etc. ・ 荷 : [に] 【名詞】 1. load 2. baggage 3. cargo
明荷(あけに)とは、大相撲において十両以上の関取力士や行司が持つ行李のことである。 中には化粧廻し、締め込み、浴衣(以上、力士の場合)、小物類、雑品(テーピングテープ)といった身の回りの品が入っている。 陥落した者を含む幕下以下には、たとえ持っていても使用は許されない。 ==概要== 本場所では、初日に支度部屋に運び入れ千秋楽まで置いてあり、一人1つが原則だが横綱に限っては3つ持ち込むことができる。また地方巡業にも持ち運び、旅行鞄としての役目を果たす。 化粧廻しは後援会等が贈ることが多いが、明荷に関しては、入門同期生がお金を出し合って十両に昇進した力士に贈ることが慣例となっている。真竹を割った板で井桁に編んだ上に丈夫な和紙を幾重も張り、漆で塗り固められており、作りとしては丈夫な竹籠。蓋には朱色で持主の四股名が書かれているために誰の明荷かは一目瞭然である。ただし側面には3文字分のスペースしか無く、4文字以上の四股名を持つ力士はどこかに2文字入れる必要が生じるために工夫して書き込んでいる。例えば千代の富士の明荷は「千代」と「富士」を小さくして「|千代|の|富士|」と書き込んでいた。逆に2文字だと1ヶ所余ることになるが、これは中央を空けることが多い。1文字の場合は多くが中央に名前を書き込んでいる。また関取が改名すると新しい四股名を入れた明荷を新調することになる。大きさは縦45cm、横80cm、高さ30cm。重さ約10kg。現在では京都市の渡辺商店で製作されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「明荷」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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