|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 星 : [ほし] 【名詞】 1. star ・ 守 : [もり] 【名詞】 1. nursemaid 2. baby-sitting ・ 守る : [まもる] 1. (v5r) to protect 2. to obey 3. to guard 4. to abide (by the rules) ・ 犬 : [いぬ] 【名詞】 1. dog (carnivore, Canis (lupus) familiaris)
『星守る犬』(ほしまもるいぬ)は、村上たかしによる日本の漫画作品。『漫画アクション』(双葉社)にて連載された。2011年現在、単行本は2巻(『続・星守る犬』)で完結している。映画化され、2011年に公開された。 平成20年度第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品。他に雑誌『ダ・ヴィンチ』における「ダ・ヴィンチ ブック・オブ・ザ・イヤー(BOOK OF THE YEAR)2009」の「泣ける本ランキング」と「読者が選ぶプラチナ本」の二部門で共に第1位を受賞した他〔『ダ・ヴィンチ 2010年 01月号』メディアファクトリー、2009年12月。〕、『このマンガがすごい!2010』(宝島社)オトコ編 第4位、『THE BEST MANGA 2010 このマンガを読め!』(フリースタイル) 第5位に選出されている。2013年には、英訳版である『Stargazing Dog』NBM Publishing、2011年、が米国図書館協会の若者向けサービス部門(YALSA)が選出する「12歳から18歳向けの優秀なグラフィック・ノベル 2013年(2013 Great Graphic Novels for Teens)」のベスト10に選ばれた。 タイトルともなっている『星守る犬』は、「犬がもの欲しそうに星を見続けている姿から、手に入らないものを求める人のことを指す」という意味の言葉であると作中で語られている。 == ストーリー == 1巻『星守る犬』は「星守る犬」とその後日談である「日輪草(ひまわりそう)」の二部構成となっている。 2巻『続・星守る犬』は「双子星」と「一等星」と「星守る犬/エピローグ」からなっている。 ; 星守る犬 :2008年8月5日号から8月19日号連載。 :小学生の女の子「みくちゃん」によって拾われ、「おとうさん」の家の飼い犬となった「ハッピー」の視点で描かれている物語〔「一等星」の中に出てくる「おとうさん」の車のナンバープレートは神奈川県川崎市ものとなっている(実は「星守る犬」と「一等星」のナンバープレートは別番号で、「星守る犬」は「※※-863 ※5-57」、「一等星」は「川崎 つ3-28」である)。〕。「みくちゃん」が成長して素行が悪くなった頃、病を患って仕事を失い、妻に離婚を切りだされ、家族と住む家も失った「おとうさん」(仮名:前田義男〔「一等星」の中の「おとうさん」の免許証より名前等の一部が判明、「※川信行」、昭和33(1958)年5月17日生まれである。46歳没。住所の一部で「美目町303-8」とある。〕)が、自分の元に唯一残った愛犬ハッピーと共に旅に出、死ぬまでのさまを描いた作品。 ; 日輪草 :2009年1月20日号から2月3日号に連載 :とある町にケースワーカーとして勤める「奥津京介」が、業務で取り扱うことになった行旅死亡人として発見された「おとうさん」の遺体の傍らに、共に死んでいた犬がいたことに興味をおぼえ、わずかな手掛かりを元におとうさんの身元と死ぬまでの道行を調べようとする話〔「日輪草」に出てくる奥津の原付バイクのナンバープレートは東広島ナンバー「東広島市 あ・366」で、作者が在住している広島県東広島市のナンバーである。〕〔奥津が図書館に行った日7月29日(カウンターの上の日付表示より)が土曜日(図書館司書との会話より)の年が2006年。逆算すると、おとうさんがハッピーと旅に出たのが2004年の夏頃、亡くなったのが2005年の初め頃、哲男と祖父がお詫びとお礼の旅で長野さんに出会ったのが2005年春頃、ハッピーが死んだのが2006年の春から初夏頃ということになる。〕 。奥津が過去に飼っていた犬の思い出を交えて描かれている。 ; 双子星 :2009年8月4日号に掲載 :ハッピーの弟犬「チビ」が、今まで人に頼る事を拒んできた独り暮らしのおばあさん「長野さん」に拾われ、チビの心臓の病の手術・回復と共に、おばあさんが世間との関わりを取り戻していく物語。 ; 一等星 :2009年10月20日号から11月17日号に連載 :「おとうさん」から財布を盗んで逃げた家出少年「川村哲男」の幼少期からおとうさんとの出会い、そして北海道のお祖父ちゃんの家に帰っていき、そして祖父とともにお詫びの旅に出る物語。その旅の途中でパグ犬「ハッピー」と出会う。そしてお詫びの旅の途中で「長野さん」に出会い、そこで「チビ」は「ハッピー」に間違われる。 ; 星守る犬/エピローグ :単行本・描き下ろし :「長野さん」と「チビ」がおとうさんの娘「みくちゃん」とその「おかあさん」に出会う話。ふたりは「おとうさん」と「ハッピー」の行方を知らず、この時もチビはみくちゃんに「ハッピー」と間違われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「星守る犬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|