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星野架名(ほしの かな、生年非公開)は日本の漫画家。兵庫県神戸市出身。 ==略歴== 1981年、『東京は夜の7時』で白泉社の第6回アテナ大賞第3席を受賞。この作品が1982年「花とゆめ」(白泉社)2月増刊号に掲載され、デビューする。以後、白泉社の漫画雑誌で短編・中編作品を発表する。星野作品は、登場人物・舞台などの固有名詞のルビをカタカナで表記する特徴があり、それが当初より採用されている。 1983年、「別冊花とゆめ」夏の号で『妙子跳ねる』を発表。以後、1990年までの8年間にわたり、ヒロイン・本橋妙子(モトハシ タエコ)が登場する作品を11回掲載した。この作品群は『妙子シリーズ』、または『妙子と青シリーズ』と呼ばれる。星野の作品は明確な連載期間を持たず、数年間の期間中に同一人物による一話完結~短期集中連載が散発的に発表されることが多い。『妙子シリーズ』は最初のシリーズとして先鞭をつけた作品群となる。 同年、「花とゆめ」11月増刊号に『緑野原学園シリーズ』第1作『真昼の夢見たち』を発表。以後、期間・本数ともに最多を誇る星野の代表作に成長する。第7作の『弘樹~春咲迷路』は初めて一話完結を破り、全4話の中編作品となった。1990年には『弘樹~春咲迷路』を原作として垣野内成美が監督したOVA『緑野原迷宮』が製作された。 1988年より開始された『赤い角の童留シリーズ』第3作『青印流紋』より、画風を大幅に変える。特に顕著なのが眼の描き方で、宇宙空間やパラレルワールドに縁のない『童留シリーズ』に合わせた意図的な変化であった。しかし変化は星野の作品全体に波及し、継続して発表していた『緑野原シリーズ』も影響を受けている。また、妖精や魔法使い、スペースオペラなど西洋風のファンタジーを下敷きにしていた1980年代とは打って変わり、柳田國男の「遠野物語」や宮沢賢治の「風の又三郎」などに見られる日本風の幻想物語の影響を強く受けるようになってきた。 1991年より開始された『ビリー・エメラードシリーズ』以後、登場人物がSF要素の強い超常世界に行ったり、超能力を持ち合わせた人物が現実世界に紛れ込んだりする内容が激減する。1994年より始まった『妖の教室シリーズ』は完全なホラー漫画作品となり、1993年に書き下ろした短編『Kの告白』ではサスペンスに挑む。これらの作品群以後は『緑野原学園シリーズ』を除くとSF作品がほとんど見られなくなり、ホラー・サスペンス中心となる。 1995年、阪神・淡路大震災に遭うが、負傷することなく作品発表を続ける。しかし1997年末に『迷宮レベル99』を発表したのを最後に筆が止まった。 2003年、5年ぶりの短編『私がやって来る』が別冊花とゆめ5月号に掲載され、復活を遂げた。この年には『緑野原学園シリーズ』の自選集『緑野原幻想』が発刊、書き下ろしの『吉川笛子の緑野原幻想』も収録された。以後、白泉社の雑誌に短編を発表中。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「星野架名」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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