|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 映像 : [えいぞう] 【名詞】 1. reflection 2. image ・ 像 : [ぞう] 1. (n,n-suf) statue 2. image 3. figure 4. picture 5. portrait ・ 原 : [はら, もと] 1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation ・ 原則 : [げんそく] 【名詞】 1. principle 2. general rule
『映像の原則』(えいぞうのげんそく)は、アニメーション監督である富野由悠季の著書。2002年刊。映像演出の教本書であり、基本的にアニメーションに沿っているが、映像一般に関する原則を取り扱う内容となっている。ISBN 4873765803。 == 概要 == 古典的な映像理論に、エイゼンシュタインのモンタージュ理論があるが、本書が提唱する「映像力学」もまた映像一般の記号的取り扱いに関する法則である。 ここに簡単な例を挙げる。 小さな円が時間経過に従って、同じ中心の大きな円に入れ変わってゆく映像があったとする。フィルムのコマは連続的な動きではないが、人間の脳はこれを「一つの円の変化」と認識する(ゲシュタルト心理学)。このとき円は、 * 小さい→大きい/奥→手前といった物理的認識 * 弱い→強い/解放→圧迫といった心理的認識 の二つの効果をもたらすことになる。 このように、円のような単純な記号だけでも、その画面内での変化に伴って心理的、物語的な効果を引き出せると主張するのが映像力学である。 本書では他に上手/下手(かみて/しもて)の関係やイマジナリーラインの問題など、表現対象の個々の特性によらない一般法則を解説している。 他にも、作画・演技・音楽といった事にまで触れており、実務書的な面もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「映像の原則」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|