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『映画秘宝』(えいがひほう)は、洋泉社が発行する映画雑誌(かつてはムックであった)である。毎月21日発売。 == 概要 == 1995年に、洋泉社から、編集者町山智浩と田野辺尚人により創刊。一冊につきワンテーマのA5判ムックとして年に数度発刊され、「映画を見るよりも、ライターたちのその映画についての文章のほうが面白い」と、継続的に映画マニアの人気を集めた。表紙のデザインは宇川直宏によるコラージュであった。 1999年に、A4判の隔月刊映画雑誌としてリニューアル、2002年より月刊化した。雑誌化により、デザイン担当は高橋ヨシキに交代。 かつて町山智浩が携わった「映画宝島」(宝島社)から流れて来たライターも多く、他の映画雑誌にはない切り口でB級映画やお色気映画、ハリウッドの失敗大作などを紹介しており、「中学生男子」感覚を爆発させた編集方針がウリである。 また上映イベント(東京国際ファンタスティック映画祭内の一企画として毎年企画された「映画秘宝まつり」など)や、トークイベント(於新宿ロフトプラスワン)などを行っている。 創刊者の町山智浩は、創刊の動機について、「映画が女の観客を目当てにすることによって、映画雑誌が女性読者向けのものばかりになって面白くなかった。男向けの映画雑誌を作りたかった」「蓮実重彦流の『映画を語るのがオシャレ』な雑誌もイヤだった」「かつて、石上三登志らが刊行していた映画雑誌『映画宝庫』の影響を受けている」「雑誌『CUT』の映画について書いているライターたちが、映画に全然詳しくないので腹がたった」などと語っている〔〕。 1996年に町山が退職し、田野辺尚人が実質の二代目編集長として刊行を継続。だが、田野辺は健康上の理由から『映画秘宝』の編集実務から退いた。(田野辺はのち、2007年9月刊行の『グラインドハウス映画入門』以降、「別冊映画秘宝」編集長として、ムック時代の匂いをただよわせる書籍を刊行している。) その後は大矢雅則が編集長をつとめていたが、2007年に退社し、松崎憲晃をへて現在は岩田和明が編集長である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「映画秘宝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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