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春木 南溟(はるき なんめい、寛政7年(1795年) - 明治11年(1878年)12月11日)は、江戸時代後期から明治期の南画家。春木南湖の長男。 名ははじめ秀熙のちに龍。字は子敬のちに子緝。南溟は号、別号に耕雲漁者・呑山楼など。通称は卯之助。江戸の生まれ。 == 略歴 == 父南湖から南画を学び、さらに宋・元の名蹟を臨模して画法を習得。山水画・花鳥画を得意とした。当時名声は高く、温厚な性格であったことから三条公・細川候・岡藩主中川久成・秋月種樹等、有力なパトロンを得た。とりわけ土佐藩藩主山内容堂は南溟を寵愛し、橋場別邸の隣地に家を建て住まわすほどであった。 南溟の妻は、振付師市山七十郎の娘で仲睦まじい夫婦であったが妻が先立ってしまった。しかし南溟は亡き妻を想いその後も後妻を娶ることはなかったという。明治11年(1878年)12月11日病没。享年84。多磨霊園に墓所がある。 弟西湖、子の南華・孫は南渓・曽孫南江もそれぞれ画家として活躍した。門下に田崎草雲・佐藤紫煙・洋画家・川村清雄がいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「春木南溟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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