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春枝王 : ミニ英和和英辞書
春枝王[はるえおう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はる]
  1. (n-adv,n-t) spring 
: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

春枝王 : ウィキペディア日本語版
春枝王[はるえおう]
春枝王(はるえおう、延暦17年(798年) - 斉衡3年9月13日856年10月15日))は、平安時代前期の皇族太政大臣高市皇子玄孫従五位下・仲嗣王の八男。官位は従五位上・下総守
== 経歴 ==
天長年間に嵯峨上皇に仕える。承和年間初頭に越後介に任ぜられるが、非常に治国の功績があり、承和10年(843年)ちょうど諒闇(嵯峨上皇崩御に伴う服喪期間)であったが、治国の功労により特別の叙位を受け従五位下叙爵され、能登守に任ぜられる〔『日本文徳天皇実録』斉衡3年9月13日条〕。当時能登国は長年に亘って荒廃しており、煩わしいほど乱れていたが、春枝が赴任して3年ほどで復興して世が静まり、民衆は安心を得ることができたという〔。また、朝廷へ申請して同国の定額寺であった大興寺を能登国分寺とした。同寺での安居の講の際には春枝王自らが参加し、梵唄の声が昼夜休むことなく続いたという〔。
文徳朝では、中務少輔正親正を歴任し、仁寿4年(854年)には従五位上に叙せられた。斉衡2年(855年下総守に任ぜられるも、病と称して赴任せずに隠居して療養したが、これまでの功労により、諸節禄位禄などについて、官職に就いているのに準じて与えられたという〔。斉衡3年(856年)9月13日卒去。享年59。最終官位は散位従五位上。
== 人物 ==
相手を敬って自分を控えめにする性格で、仏道を篤く崇拝した〔。
== 脚注 ==




抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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