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春風亭 傳枝(しゅんぷうてい でんし)は、落語の柳派に属する名跡。 柳派の落語家が主に二つ目に昇進する時やその前後で名乗っている。かつては二つ目クラスで名乗る事が多く代数を付けない文献が多い。瀧川鯉昇門下の瀧川鯉之助が2010年5月に真打昇進と同時に10代目「春風亭傳枝」として襲名。新字体は「伝枝」。代々亭号は、春風亭、柳亭と多岐にわたる。 *初代柳亭 傳枝 - 後の初代談洲楼燕枝。 *柳亭 傳枝 - 初代談洲楼燕枝の著「燕之巣立実痴必読」(通称「燕枝日記」)には明治2~3年頃また4~5年の弟子として傳枝(俗称、茂助)あり「早世す」とあるが詳細不明。 *柳亭 傳枝 - 後の3代目柳亭燕路。 *柳亭 傳枝 - 後の3代目春風亭柳朝。 *柳亭 傳枝 - 3代目三升亭小勝の門下でさん勝、3代目春風亭柳枝門下から初代談洲楼燕枝門下で傳枝となった。1880年に「脱走隊」に加わって師匠と背を向き、以後不明。本名は斉藤鎌吉。 *柳亭(後春風亭) 傳枝 - 後の5代目桂文楽。 *春風亭 傳枝(1877年7月 - 1899年7月8日) - 2代目桂才賀の実子で5代目桂文楽の弟。はじめ父・2代目桂才賀の門下で桂秀吉、1895年に傳鏡、若枝、1897年に傳枝となったが夭折。本名は増田秀吉。 *春風亭 傳枝 - 後の柳亭芝楽。本名は伊藤栄三郎。 *柳亭 傳枝 - 後の7代目三笑亭可楽。 *10代目春風亭 傳枝 - 本項で詳細。 ---- 10代目春風亭 傳枝(しゅんぷうてい でんし、本名:菅沼 忠行(すがぬま ただゆき)、1972年1月5日 - )。静岡県田方郡修善寺町(現:伊豆市)出身、落語芸術協会所属。出囃子は『さいさい節』。 == 略歴 == *1997年7月 - 春風亭鯉昇(のちの瀧川鯉昇)に入門。 *同年9月 - 春風亭鯉三を名乗る。 *2001年9月 - 二つ目昇進し瀧川鯉之助と改名。 *2010年5月 - 10代目春風亭傳枝を襲名し真打昇進。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「春風亭傳枝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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