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春風亭 栄橋(しゅんぷうてい えいきょう、1939年3月5日 - 2010年1月12日 )は、東京都秋川市(現:あきる野市)出身の落語家。落語芸術協会(日本芸術協会)真打。東京都立国立高等学校卒業。本名、山田 昌男。出囃子は『喜撰』。 == 人物 == 日本テレビ「笑点」司会の立川談志によって笑点大喜利メンバーに抜擢された。 人生の半分以上をパーキンソン病との闘病に費やしたことで知られる。発病時期は定かでなく、当初は酒の飲みすぎによるアルコール中毒であろうとたかをくくっていた。病院で精密検査を何回か行ったが、すぐには病名はわからなかった。また28歳の時に酒のトラブルで酔っ払いと喧嘩になり左眼を殴られ、痛みがあったが放置したために網膜剥離で失明している。 病名が分かり、恩人の談志に相談した。談志は「芸人なら自分の全てをさらけ出せ!」と命じ、1980年1月10日、テレビの生放送(TBSテレビ 鈴木治彦司会の「モーニングジャンボ奥さま8時半です」)に談志、談志の盟友の毒蝮三太夫そして栄橋が出演し、パーキンソン病であることを公表した。その後、栄橋は普通の高座に上がって「私はパーキンソン病なんです…」と冒頭で告白し、客を唖然とさせた。見かねた山本益博から「そういうことは(ストレートに言うのでなく)ワンクッション何か入れなさい」と注意されたことがある。 栄橋の病気であるパーキンソン病を、戸塚ヨットスクールの戸塚宏がヨットスクールで鍛えれば治ると申し出たため、談志は彼を同スクールに入学させている。立川談春などの自分の弟子を付き添い役とし、彼らも入学した。病気はもちろん治らなかった。 公表から5年後の高座を最後に、客前に出なくなる。25年間の長期療養の末2010年1月12日死去〔訃報:春風亭栄橋さん70歳=落語家 〕。 。 1992年に妻の山田光恵が『もう一度聴きたい寄席囃子』をリヨン社から出版。難病を抱えた夫との生活を振り返りながら文を綴った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「春風亭栄橋」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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