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昭和三陸地震(しょうわさんりくじしん)は、1933年(昭和8年)3月3日午前2時30分48秒に、岩手県上閉伊郡釜石町(現・釜石市)の東方沖約 200 km(北緯39度7.7分、東経145度7.0分)を震源として発生した地震。気象庁の推定による地震の規模はM8.1。金森博雄の推測はMw8.4〔 Kanamori, H., 1977, The energy release of great earthquakes, J. Geophys. Res. 82, 2981-2987.〕でアメリカ地質調査所 (USGS) もこれを採用している〔Earthquakes with 1,000 or More Deaths since 1900 - USGS〕〔References for Notable Earthquakes 〕。 == 概要 == 震源は下記にあるように日本海溝を隔てた太平洋側であり、三陸海岸まで200km以上距離があったため、三陸海岸は軒並み震度5の強い揺れを記録したが、明治三陸地震の時と同じく、地震規模に比べて地震による直接の被害は少なかった。しかし、地殻変動(後述参照)によって発生した大津波が襲来し、被害は甚大となった。最大遡上高は、岩手県気仙郡綾里村(現・大船渡市三陸町の一部)で、海抜28.7mを記録した〔1933年3月3日の昭和三陸地震の津波波高分布(地震調査委員会,1999) 〕。津波第一波は、地震から約30分で到達したと考えられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「昭和三陸地震」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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