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「時の過ぎゆくままに」(ときのすぎゆくままに)は、日本の歌手である沢田研二の14枚目のシングルである。1975年8月21日にポリドール・レコードより発売された。 シングルでは「危険なふたり」、「追憶」に次いで3曲目のオリコン1位を獲得した。 自身が主演を務めたテレビドラマ『悪魔のようなあいつ』(TBS系)の挿入歌として使用され大ヒットを記録した。 == 解説 == * 年末の賞レースでは、第6回日本歌謡大賞で放送音楽賞を受賞したのをきっかけに、第4回FNS歌謡祭・下期優秀歌唱賞、第1回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭・年間話題賞などを受賞した。同年12月31日の第26回NHK紅白歌合戦でも歌唱した。 * 当時、テレビ局の演出家であった久世光彦が阿久悠に沢田主演のテレビドラマの企画の相談を持ちかけ、主題歌の作詞を依頼した〔阿久悠 『愛すべき名歌たち -私的歌謡曲史-』(岩波書店 1999年7月19日) ISBN 978-4004306252 〕。 * 阿久の詞に対し 大野克夫、井上堯之、井上大輔、加瀬邦彦、荒木一郎、都倉俊一の6人に曲を競わせた結果、久世の判断で大野の曲が選ばれた〔。阿久は渡辺プロダクション(沢田の当時の所属事務所)から歌詞にある「堕ちてゆくのも…」という言葉を変えるように要請されたが固辞したという〔。 * 阿久&大野がコンビを組むのはこれが初めてではなくクック、ニック&チャッキーの「可愛いいひとよ」を手がけている。 * 沢田の代表曲として、これまでに様々なミュージシャンによってカバーされている。2003年にはTake6がカバーし、スバル・アウトバックのCMソングに起用された(英語訳詞:シャンティ・シュナイダー)。 * ザ・タイガース時代から一貫して沢田と活動を共にしてきた岸部修三の、プロベーシストとしては最後の参加曲となった。岸部は沢田が主演し、当曲が主題歌となった『悪魔のようなあいつ』(TBS系)に出演。本格的に俳優に転向、1976年には現在の芸名である『岸部一徳』に改名した。なお、岸部はその後、ザ・タイガースが1981年~1982年に期間限定で再結成された時、及び1989年の『第40回NHK紅白歌合戦』に出演した際にはベーシストとして参加している。また、沢田と森本太郎の3人で組んだユニットであるTEA FOR THREE等でもベーシストとして参加した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「時の過ぎゆくままに」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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