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風邪(かぜ、common cold, nasopharyngitis, rhinopharyngitis, acute coryza, a cold)とは、呼吸器系の炎症性の症状のこと。またその状態を表す総称である。正式名称は、「感冒(かんぼう)」や「急性上気道炎」医学的には「風邪症候群」と呼ばれる。 == 概要 == 風邪とは、主にウイルスの感染によって上気道(鼻腔や咽頭等)が炎症性の疾病に掛かった状態のことであり、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど局部症状(カタル症状)、および発熱、倦怠感、頭痛などの全身症状が出現した状態のことである。 鼻汁は通常、風邪の初期はさらさらとした水様で、徐々に粘々とした膿性に変化する。 医学的な定義は文献によって異なっている。多くの場合、単に風邪と言えば急性上気道炎(普通感冒)を指し、それ以外を風邪と呼ぶことは少ない。西洋医学的には「風邪症候群」と呼ぶことが多い。 俗称として、消化管のウイルス感染によって嘔吐、下痢、腹痛などの腹部症状と上記全身症状を来した状態を、「感冒性胃腸炎」「お腹の風邪」(もしくは胃腸かぜ、一部地方では腸感冒)と呼ぶこともある。 「風邪」の語源は定かではない。中国医学における風の邪気、すなわち「風邪」(ふうじゃ)によって引き起こされる、発熱や寒気等の症状を来す病名としての概念が日本に伝わっているが、中国医学の定義は前述の定義と異なっている。 俳句では冬の季語として扱われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「風邪」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Common cold 」があります。 スポンサード リンク
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