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智猛 : ウィキペディア日本語版
智猛[ちもう]

智猛(ちもう、4世紀末 - 453年頃)は、中国五胡十六国時代京兆郡新豊県の人。求法のため中央アジアを経由してインドへと旅した。
生年は不明だが4世紀末葉とされている。幼少より僧侶となり後秦弘始六年(404年)、同志の僧15人とともに常安長安)を発つ。途中のパミール高原では、同行の僧のうち9人が引き返している。インドではカシミールマガダ国釈迦の出身地であるカピラヴァスツなどを訪れ、南インドも周遊している。424年にインドよりの帰途につき、433年頃に敦煌方面に帰着したことが史料より確認できる。
434年北涼支配下の涼州張掖へと入り、『出泥洹本』20巻を訳出している。437年劉宋成都に移り、さらに宋都建康へと移る。439年元嘉十六年)7月7日、鍾山の定林寺で自傳(『遊行外国傳』)を造る。454年に成都で死去。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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