|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 暁 : [あかつき] 【名詞】 1. dawn 2. daybreak 3. in the event of ・ 暁星 : [ぎょうせい] 【名詞】 1. morning star 2. Venus 3. rarity ・ 星 : [ほし] 【名詞】 1. star ・ 記 : [き] (n,n-suf) chronicle
『暁星記』(ぎょうせいき)は、菅原雅雪による漫画。 1999年(平成11年)にモーニング(講談社)で連載開始、2005年(平成17年)まで誌上発表の形をとっていたが、その後(単行本6巻以降)は書き下ろし単行本として発表され、2008年(平成20年)10月発行の8巻で完結した。 惑星改造された金星でくりひろげられる、(人間を含む)生き物の生活と戦いを描いている。 == あらすじ == ;第I部 はじまりの森 :スズシロの村の若衆の狩猟行。彼らは人語を解するボス(「精霊」)に率いられたシシザルの襲撃を受ける。「獅子猛者」ヒルコが活躍するが、精霊は彼を自分の言葉の体現者として目をつける。 ;第II部 奈落 :ヒルコを含め、多くの男衆が市場(南四が一の村が集まる)へ参加する。村同士の対抗試合でヒルコが暴れている同じ頃、手薄になったスズシロの村が襲撃を受け壊滅してしまう。死んでしまった大爺の魂を探すために地獄(森の底)へ降りてゆく覚悟を決めるヒルコ。 ;第III部 腐食 :人間たちの戦いに興味を持ち介入する金星の「管理人」、ロウエル。霊イナンナに唆されて金星を滅ぼす決心を固めたナズナ。彼らに翻弄される人間たち。ゲンゲと二人地獄へ下ってゆくヒルコ。 ;第IV部 死闘 :村を滅ぼされたサカキは近隣の村々をまとめあげ、人間たちの新たな社会形態を築こうとするが、再会したナズナに惑わされて彼女の支配下に入ってしまう。一方ヒルコは父である馳雄と遭遇する。ヒルコは母の仇ともいえる馳雄と闘い、打ち倒そうとするが終には森の底まで振り落とされる。ヒルコを救うために精霊と森の底へ降りてゆくゲンゲ。 ;第V部 地獄変 :「管理人」は金星を改造し高い知性と永遠の寿命をもつ新人類であり、過去に金星世界に介入した事実もあった。ヒルコは地獄で泥の民に助けられるが、何かに操られた人間たちが泥の民に襲い掛かる。敵を退ける際に人を殺す覚悟を決めたヒルコ。ある少女の霊はシバに薦めて地球の巨大模型をつくらせる。イナンナにとらわれた霊たちを混沌に還すべく、準備が整えられてゆく... ;第VI部 煉獄 :全ての元凶と目される、オニがいる黒の塔を目指して旅立ったヒルコとハギ。ロウエルの思惑による助けもあり二人は遂に核心へと辿り着こうとしていた。四が一では、イナンナの傀儡となったナズナがヤドリダケで操る民により西四が一まで壊滅状態となり、その手が最後に残された北四が一へと伸びていく。それぞれが己の信じる方法で事態の解決を模索していく中、プレッシャーブレイドがヒルコの手に渡ることにより、物語は一気に終局へ向かう。 ;第VII部 果てなき旅 :多大な犠牲をはらって全ての争いは終わった。魂となって分離したヒルコの周りで苦しむ魂が救済されてゆく。金星の管理者として事態の収束を見届けたロウエルの前には精霊が現れ事態は思わぬ方向へ・・・。ヒルコは、マユミの魂の姿に共鳴し蘇生。ついにマユミはヒルコとの邂逅を果たす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「暁星記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|