|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 曲 : [きょく, くせ] 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity ・ 曲面 : [きょくめん] (n) curved surface ・ 面 : [めん] 1. (n,n-suf) face 2. mug 3. surface 4. facial features 5. mask 6. face guard 7. side or facet 8. corner 9. page ・ 不 : [ふ] 1. (n-pref) un- 2. non- 3. negative prefix ・ 不正 : [ふせい] 1. (adj-na,n) injustice 2. unfairness 3. iniquity 4. impropriety 5. irregularity 6. dishonesty 7. illegality ・ 正 : [ただし, せい, しょう] 【名詞】 1. (logical) true 2. regular ・ 正則 : [せいそく] 1. (adj-na,n,adj-no) correct 2. proper 3. formal 4. regular 5. systematic 6. normal ・ 数 : [すう, かず] 1. (n,n-suf) number 2. figure
数学では、複素曲面の不正則数(irregularity)とは、ホッジ数 h0,1 = dim H1(OX) のことをいい、通常 q で表す。代数曲面の不正則数は、このホッジ数として定義され、ピカール多様体の次元としても定義でき、標数が 0 のときは同じ値をとるが、正の標数のときはより小さくなることがある。 「不正則数」という名称は、最初に詳細に研究された曲面である P3 に埋め込まれたなめらかな複素曲面に対して、不正則数がゼロになるという事実からくる。不正則数は、より複雑な曲面の幾何種数と算術種数の差 pg − pa を測る新しい「補正」項として現れる。曲面は不正則数がゼロであるか否かに従い、正則、不正則と呼ばれることがある。 一般次元の複素解析多様体 X に対し、ホッジ数 h0,1 = dim H1(OX) のことを、不正則数 q と言う。 ==複素曲面== 非特異射影複素(もしくはケーラー)曲面に対して、次の数値はすべて等しい。 *不正則数 *アルバネーゼ多様体の次元 *ピカール多様体の次元 *ホッジ数 h0,1 = dim(H1(Ω0)) *ホッジ数 h1,0 = dim(H0(Ω1)) *幾何種数と算術種数の差、pg − pa 正の標数もしくは、非ケーラー複素曲面に対しては、この数値は必ずしも等しくはならない。
|