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圓教寺(円教寺、えんぎょうじ)は、兵庫県姫路市の書写山(しょしゃざん)に位置する寺院で、天台宗の別格本山である〔古寺を巡る24 (2007)、2頁〕。山号は書寫山(書写山)〔書写山 (1991)、1頁〕。西国三十三所第27番〔古寺を巡る24 (2007)、2・7頁〕〔書写山 (1991)、9頁〕。現住職は第140世。宗教法人としての名称は常用漢字体の「円教寺」である〔法人名表記が「円教寺」であることは、平成26年1月27日文部科学省告示第4号及び第5号(建造物の重要文化財指定の告示)などで確認できる。〕。 == 概要 == 西国三十三所のうち最大規模の寺院で、「西の比叡山」と呼ばれるほど寺格は高く、中世には、比叡山、大山とともに天台宗の三大道場と称された巨刹である〔。京都から遠い土地にありながら、皇族や貴族の信仰も篤く、訪れる天皇・法皇も多かった。 境内は、仁王門から十妙院にかけての「東谷」、摩尼殿(観音堂)を中心とした「中谷」、3つの堂(三之堂)や奥の院のある「西谷」に区分される。伽藍がある標高371mの書写山は、兵庫県指定の書写山鳥獣保護区(特別保護地区)に指定されている。 山内には、姫路藩本多氏の墓所である本多家廟所があり、そこには本多忠刻に仕え殉死した宮本武蔵の養子・宮本三木之助などの墓もある〔書写山 (1991)、30頁〕。室町時代の応永5年(1398年)から明治維新まで女人禁制であったため、女性は東坂参道の入口にある女人堂(現・如意輪寺)に札を納めて帰った〔書写山 (1991)、13-14頁〕〔古寺を巡る24 (2007)、2・4頁〕。 近年では、2003年(平成15年)公開のハリウッド映画『ラストサムライ』〔古寺を巡る24 (2007)、26頁〕のほか、NHK大河ドラマ『武蔵』(2003年〈平成15年〉)や『軍師官兵衛』(2014年 〈平成26年〉)のロケ地にもなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「圓教寺」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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