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(n) novel written in epistolary style =========================== ・ 書 : [しょ] 【名詞】 1. penmanship 2. handwriting 3. calligraphy (esp. Chinese) ・ 書簡 : [しょかん] 【名詞】 1. letter 2. note 3. epistle 4. correspondence ・ 書簡体小説 : [しょかんたいしょうせつ] (n) novel written in epistolary style ・ 小説 : [しょうせつ] 【名詞】 1. novel 2. story ・ 説 : [せつ] 1. (n,n-suf) theory
書簡体小説(しょかんたいしょうせつ、英語:epistolary novel)は、登場人物の書簡を連ねることによって間接的にストーリーが展開していく小説の形式である。18世紀からフランスなどで盛んになった。 == 書簡体小説の例 == 中世フランスにアベラールとエロイーズの往復書簡があった。これが書簡体小説の一つのモデルになっているようである。 *ポルトガル文(1669年) - ポルトガルの尼僧マリアンナ・アルコフォラードが、フランスの軍人に宛てた5通の恋文。ただし、現在ではフランスのギュラーグ伯による創作と考えられている。リルケによる独訳で知られる。 *ペルシャ人の手紙(1721年) - モンテスキュー作。ペルシャ人がフランス社会を批判するという設定で書かれた思想書であるとともに、フランス文学に書簡体が流行するきっかけになった。 *パメラ(1740年-1741年) - イギリスのリチャードソン作 *新エロイーズ(1761年) - ジャン=ジャック・ルソー作 *若きウェルテルの悩み(1774年) - ゲーテ作 *危険な関係(1782年) - ラクロ作 *あしながおじさん(1912年) - ジーン・ウェブスター作 *風の便り(1941年) - 太宰治 *トカトントン(1947年) - 太宰治 *カンガルー通信(1981年) - 村上春樹 *瓶詰の地獄 - 夢野久作 *恋文の技術 - 森見登美彦 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「書簡体小説」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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