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曽原村 : ミニ英和和英辞書
曽原村[むら]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [むら]
 【名詞】 1. village 

曽原村 ( リダイレクト:郷内#曽原 ) : ウィキペディア日本語版
郷内[ごうない]

郷内(ごうない)は、岡山県倉敷市児島地域にある地区である。かつての児島郡郷内村(ごうないそん)のうち植松(現岡山市南区)を除いた区域に相当し、(はやし)、串田(くしだ)、曽原(そばら)、福江(ふくえ)、尾原(おばら)、木見(きみ)からなる。本項では児島郡郷内村についても述べる。
中世に存在した荘園の児林庄(こばやししょう)の比定地である。その後、福岡とも呼ばれた。
また、地場産業として帆布倉敷帆布)が有名である。さらに当地中心部は、近世に熊野神社五流尊瀧院門前町として栄え、は新熊野(しんくまの)とも呼ばれた。
== 概要 ==
倉敷市立郷内小学校(分校含む)・郷内中学校の学区とほぼ同じである。児島地域の最北部に位置し、児島半島の中央部に近い〔渡辺光・中野尊正・山口恵一郎・式正英『日本地名大辞典2 中国・四国』朝倉書店(1968年)〕。
倉敷市児島地域の北部に位置し、中央に倉敷川に合流し児島湖に注ぐ郷内川が流れ、南を由加山、北を種松山に囲まれた盆地に約8800人が居住する〔倉敷市統計月報 平成23年3月 郷内小学校と郷内小学校尾原分校の学区人口を参考。〕。
地区のすぐ南側には喩伽山(由加山)がある。地区内を郷内川が南から北へ、その後東へ流域を変え、当地区東部にて倉敷川と合流する〔巌津政右衛門 『岡山地名事典』(1974年)日本文教出版社〕。
当地は水島地域倉敷地域に隣接する場所であり、また東方向の茶屋町地区・早島町・岡山市南区西部などとを繋ぐ幹線道路が造成され、それらの結節点にあたる道路交通の要衝である。それに伴い、元々農村地であったエリア西部の旧福岡村域は、幹線道路沿いにロードサイド店が増え、さらに宅地も多く造成され、様子が一変し、人口や交通量が増加した。水島地域との境界地には瀬戸中央自動車道の水島インターチェンジがある。その一方で、エリア西部の旧木見村域は、一部平野部で宅地化が進行しているものの、多くは今も農地が多い。
鉄道路線は大正から昭和中期にかけて下津井電鉄線があり、駅(林に林駅、福江に福田駅)もあったが、1972年に廃止となって以降は存在していなかった。その後瀬戸大橋開業により新たにJR西日本の木見駅が開業している。
江戸後期から明治頃まで小倉織、および真田紐の一大産地であり、備前小倉織と呼ばれた。現代においては、主に農業が主産業であったが、児島郡の他地区同様に繊維産業も多く、帆布・撚糸・織物などが製造される。これはかつての備前小倉織の技術が生かされている〔〔。
明治初期まで児島郡林村串田村曽原村福江村尾原村木見村であったが、明治11年に林村・串田村・曽原村・福江村が合併し同郡林村を新設した。同22年には町村制施行に伴い、木見村・尾原村・山村(現・琴浦となっている由加)が合併し、木見村(きみそん)を新設。さらに林村は福岡村(ふくおかそん)へ改称する。同39年には、福岡村・木見村の内の木見・尾原、同郡彦崎村の内の植松が合併し、同郡郷内村(ごうないそん)を新設することとなった。昭和になり、昭和34年に郷内村の内、植松を除く地区が児島市(こじまし)へ編入合併した(郷内村の内の植松は、児島郡灘崎町編入され、現在は岡山市南区となっている)。その後、昭和47年2月1日に現行の倉敷市になり、現在へ至っている〔岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』(1979年)山陽新聞社〕。
なお地区内には、中小の神社仏閣が多数点在する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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