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曽塚が事 : ミニ英和和英辞書
曽塚が事[そづかがこと]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [つか]
 【名詞】 1. mound 
: [こと]
 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience 

曽塚が事 : ウィキペディア日本語版
曽塚が事[そづかがこと]

曽塚が事』(そづかがこと)〔国書刊行会『百家随筆 第三』、P142 「多氣窻螢」目次の「曽塚が事」より記事タイトルとした〕は、平安時代末期の保元元年(1156年7月に起こった保元の乱にまつわる、伊勢国の2人の武士説話である。
天正元年(1573年)に「多気窓蛍」下巻に掲載された一篇である。また、大正7年(1918年)には国書刊行会「百科随筆」第3巻にて紹介された。
==内容==
平安時代のこと。古市(現在の伊勢市)に伊藤という平家の武士がいた。
また、櫛田(現在の松阪市)には曽塚という武士がいた。
2人はとても仲がよく、「互いに死を共にせん」と誓い合った〔国書刊行会『百家随筆 第三』、P149 〕。
だが、伊藤のみが京都の保元の乱に召集されてしまい、曽塚はただ心配して伊藤の帰りを待つばかりとなった。
やがて戦が終わり、戦をした人々が次々に帰ってきたが、伊藤はなかなか帰らなかった。
そこで、「伊藤が討ち死にしたのであれば、共に死のうと誓い合った自分がおめおめと生き残るのは恥である」と、曽塚は腹を切って死んでしまった〔。
その後、伊藤が元気に帰ってきた。
伊藤は曽塚の死を悲しみ、一度は自分も死のうと思ったが、平家のため生きることにした。
そして伊藤は櫛田に「曽塚庵」という堂を建て、曽塚の木像を安置して弔い、古市に帰っていった〔。
それから200年あまり過ぎた室町時代のこと。櫛田の里の長が井戸を掘ったところ、曽塚の石棺が出てきた。中には器や骨、鎧兜があった。
これらは朽ち果てるのも惜しいので「櫛田の大寺」に奉納された〔国書刊行会『百家随筆 第三』、P150 〕。
また、その頃には、舊井という土地に田原三郎という曽塚の子孫も残っていたという〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「曽塚が事」の詳細全文を読む




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