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曽我 直庵(そが ちょくあん、生年不詳 - 慶長年間没〔狩野一渓 『丹青若木集』。〕〔北野天満宮の「曳馬図絵馬」に慶長15年(1610年)の奉納銘があることから、このころまでは生存したと考えられる。〕)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての絵師。ただし、直庵が実際に曽我姓を用いたかは不明である〔『丹青若木集』『画工便覧』では、単に「直庵」と書かれている。他方で菅原洞斎『画師姓名冠字類抄』では、室町時代に活躍した曾我蛇足の画系の絵師・曾我紹祥の子、白井華陽『画乗要略』も直庵を紹祥の子としている。〕。狩野永徳、長谷川等伯、海北友松、雲谷等顔らと並び桃山時代を代表する画人であるが、その画力に比べて史料が少なく、謎が多い絵師である。 == 略伝 == 生い立ちや経歴は不明だが、作品の年記や着賛者の在世年代によって、16世紀後期から17世紀初頭に「蛇足六世」を名乗って堺で活躍した〔〔『画工便覧』。〕。水墨画や漢画の手法を取り入れた豪快な筆致で、鷹図などの鷙鳥画や花鳥画に優れた作品を残した。 曽我二直菴は息子か、少なくとも直庵の画系を継いだことは間違いない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「曽我直庵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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