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『最上の命医』(さいじょうのめいい)は、『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された橋口たかしによる日本の漫画作品。取材・原作は入江謙三、医療監修は岩中督。 2008年1号から2010年13号までを第1部『最上の命医』とし、2010年18号から2014年22・23合併号までは、世界観は同一だが主人公を変えた第2部『最上の明医〜ザ・キング・オブ・ニート〜』が連載された。 2011年1月10日から3月14日まで、第1部の『最上の命医』がテレビ東京系でテレビドラマ化され放送された。 2016年2月には同じくテレビ東京系で、スペシャルドラマが放送された。 == 概要 == 作者の前作『焼きたて!!ジャぱん』と同時期に上がった企画だったが、医療モノはネタの綿密な取材や確認が必要なことや、医療に詳しい原作者・監修を努める人物が必要だとして『ジャぱん』を先に開始とした〔単行本1巻より〕。また、企画当初は第2部を本編として開始する予定だったが、作者と担当編集で議論を重ねた結果、元々予定していた物語の主人公、最上義明(もがみ よしあき)が医療漫画としてはあまりに破天荒で不謹慎と取られる危険性があったため、主人公の上司となる人格者、西條命(さいじょう みこと)を主人公とした「スピンオフ」を先行して発表することを思いつき、命を主役とした第1部が先に描かれることになった〔単行本第11巻より〕。本作は第2部の方が本編であり、作品を通じて表現したいテーマも第2部の側にあるという〔。 専門家による監修のもと、病気や手術法についても図解入りで詳しく描かれている。登場する手術法は一般の医師よりも驚異的なスピードで行われるなど、やや誇張されているように見えるが、しっかりとした取材に基づき描かれており、実際に作品に登場する医師よりも短時間で手術を行うことができる医師は実在している〔単行本第3巻のオマケに描かれており、命の手術時間の多くは、医療監修の岩中教授を元にしている。〕。執筆時に予定していた手術法を専門家の意見によって、より高度な物へ変更した場合もあり、設定は決して過剰ではない〔。作中に登場する医療技術は、名医にしかできない高度な手術法だけではなく、基本的だが安全性の高いものや、応急処置なども紹介されている。 2010年10月時点で200万部を突破している〔200万部突破の人気コミック「最上の命医」がドラマ化決定!2011年1月よりテレビ東京系で (ウェブ魚拓 )〕。 医師と獣医師の違いはあるものの、『焼きたて!!ジャぱん』連載当時、少年サンデー紙上で連載していた『WILD LIFE』と設定上の共通点〔主人公がヤンキーばかり多い高校の出身で三流大卒。はったり屋だが天才的資質を持つ。助言者がとびきりの変態。女性にモテるが奥手。日本の医師会(獣医師会)が抱える問題に踏み込むべく、大学病院に踏み込む展開など〕が多い。ちなみに作者はこの作品に実名でゲストとして登場している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「最上の命医」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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