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酒田港駅(さかたこうえき)は、山形県酒田市南新町2丁目7-37にある日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅で、羽越本線貨物支線(通称:酒田港線)の終着駅である。 酒田港に面した位置にあり、庄内地方の鉄道貨物輸送の拠点である。 == 駅構造 == 地上駅。酒田港に面する広い構内を持つ。 駅構内の南端には、駅の中心となる仕分け線群があり、1面1線のコンテナホームが置かれている。またこの脇に駅舎が置かれている。その北側の突堤には2面3線のコンテナホーム、さらに北側の突堤には貨車の解体用に使用されている側線がある。なお、駅舎内には、営業窓口のJR貨物酒田営業所が入っている。 構内入換作業や酒田港線の貨物列車牽引のために、東新潟機関区所属のDE10形ディーゼル機関車が常駐している。また、専用線の入換作業用に酒田臨港開発のスイッチャー(入換動車)も配置されており、構内の一隅に同社の検修庫や給油施設等が設けられている。常駐するDE10もここに滞泊し、給油・仕業検査等についても酒田臨港開発により行われる。 2008年3月までは東北東ソー化学(旧・鉄興社)酒田工場へ至る専用線が分岐し、化学薬品の発送が行われていた。また、食糧庁酒田倉庫や帝石テルナイト工業(現・テルナイト)酒田工場、小野田セメント(現・太平洋セメント)酒田サービスステーション、広島燃料興業などへ至る専用線も分岐していた。 そのほか、食糧庁倉庫や花王酒田工場の脇を通り大浜埠頭へ至る全長2.2kmの山形県営公共臨港線もある。かつては、花王酒田工場専用線や日新電化酒田工場(現・東北東ソー化学酒田西工場)専用線、米田物産酒田防腐工場専用線などを分岐させ、通路線としての役割を担っていたが、現在公共臨港線から分岐する専用線はない。公共臨港線自体も、撤去される予定である。 酒田港の利用促進のため、以下のような構想があるが、実現には至っていない〔プロスパーポートさかた ポートセールス協議会〕。 * 陸羽東・西線に貨物列車を運行し、太平洋岸と直結する * 公共臨港線の一部を利用し、さらに新規に高砂埠頭国際ターミナルまで線路を敷設し鉄道コンテナ専用ヤードを作る 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「酒田港駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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